自然療法・セミナー: 2011年4月アーカイブ

放射線被曝対策レメディの服用ペースに変更がありますのでご連絡いたします。

放射線被曝対策レメディのうちARコンビネーション(ホメオパシー)は今後しばらくの間大人も子供も6日に1粒ずつ服用して下さい。

これは福島県内の福島第一原発から80km圏外、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、東京都、埼玉県などに住んでいる場合の一般的な服用ペースです。

原発から放出される放射性物質の量はひどい時に比べればかなり減ったとは言えますが、環境中に蓄積された現行の放射線量計測には表れない放射性物質の害を考慮するとまだ服用を中止することはおすすめしません。

また、放射性物質を原料とするレメディが大部分を占めるARコンビネーションの長期的服用に不安を覚える方もいらっしゃると思いますので、先のブログでご紹介したRC30cにシフトされると良いでしょう。

なお、原発事故が悪化し放出される放射性物質量が増大した場合は服用頻度をあげて下さい。どの程度の汚染レベルなら何日に一回とマニュアル化できれば良いのですが、まだそこまで研究が進んでいないため、放射線レベルが上がった場合はとりあえず4~5日に一回にしていただいてよろしいと思います。

状況を把握次第ブログに目安を掲載します。


放射線被曝対策のバイオケミカルコンビネーションは1日3回各5粒(乳幼児・子供は3粒)ずつ継続して下さい。


エレクトロエッセンスやウェストレイク博士の処方、ヤローエンバイロメンタルソリューション、コルテ氏のT1&イルカのエッセンスメソッドなどは現状を継続して下さい。

原発事故はまだ収束しておらず、この瞬間にも福島第一原発からは放射性物質が環境中に放出され続けていますので、原発事故が収束し環境中の放射能汚染がある程度落ち着くまでの間はレメディによるケアを継続することをおすすめします。

日本に住む限りこれから少なくとも数十年間は放射能汚染に対する注意と対策が不可欠です。なぜそうなってしまったのかをよく考え、これ以上事態が悪化しないよう、そして未来の地球に汚染のない清らかな自然環境を残すために、私たち一人一人が世界を変えてゆく地道な努力を継続することが必要ではないでしょうか。


下山田吉成

大地震に大津波、そして原発の大事故と未曽有の大災害となった今回の震災によって、被災者の方々をはじめとする多くの人々が心身に強いショックとストレスを受けたことは間違いありません。
また余震が起こるたびに、原発事故の状況が悪化するたびに、人々の不安や恐れは増幅されています。

錬金術的医学においてはこのような場合、フラワーエッセンスによる精神的癒しのアプローチを活用することで素晴らしい成果を挙げています。

地震や放射能汚染に対する不安や恐れ、心配にミムラス

地震や放射能汚染に対する強い恐怖やパニックにロックローズ

地震や原発事故によって生じたトラウマにスターオブベツレヘム

家族や親しい人に対する強い心配や不安にレッドチェスナット

放射能汚染に対する嫌悪感や不浄感にクラブアップル

非人道的な加害企業である東京電力や、無能で偽善的な民主党政府、それらに追従する不実なマスコミなどへの義憤と怒りにバーベインとホリー


緊急時の心身への対処にリカバリーレメディまたはリカバリープラス


以上は汎用性のある代表的な処方です。

個別のご相談はレギュラーセッションやミニセッションや健康相談にて承ります。


下山田吉成



週末はアースデイ東京2011に是非いらしてください!イベントも美味しいものも盛りだくさんですよ~。

ひもろぎ庵も出店して、恒例のミニセッションを行います。
テキスト・教材・書籍の販売なども行います。
ホメオパシーの小瓶が入るかわいいヘンプ製レメディフォルダー1個500円も販売します。
ミニミニワークショップも計画中。
皆様にお逢いできますことを楽しみにしております。

【日時】4月23日(土)・24日(日)
10:00~17:00 雨天決行
【場所】代々木公園イベント広場
ベビーアースデイコーナー

音の力で個人を、東京を、日本全国を、地球を浄化したいです。
http://www.himorogian.jp/seminar/crystalbowl.htm

【日程】
5月11日(水) 10:00~12:00
5月25日(水) 10:00~12:00

【参加費】 2500円以上
※いただいた参加費の一部は、「アースデイ東京 大震災支援金」と「あしたの国シュタイナー学園こども園」に寄付させていただきます。


【場所】ひもろぎ庵東京分室

原子力発電、放射能、エネルギー政策、政治など、これを機会に皆で学び合いましょう。

知らないことについては過剰に不安を感じるものです。

知ることにより、何をしなければならないかが、明確になると思います

 

原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる

田中 優 (著) 武田ランダムハウスジャパン (2011/4/21) 1050円

 

チェルノブイリ原発事故 ― 25年のメッセージ

原子力資料情報室 編著 (2011/4/5)500円

 

放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策
食品と暮らしの安全基金 (著); 古長谷 稔 (著) 三五館 1260円

 

原発事故...その時、あなたは!

瀬尾 健 (1995/6)  風媒社 2609円

 

日本を滅ぼす原発大災害―完全シミュレーション

坂 昇二 (著)前田栄作 (著) 小出 裕章 (監修)

風媒社 (2007/09) 1470円

 

原発事故 残留汚染の危険性

武田邦彦 (著) 朝日新聞出版 (2011/4/20) 1050円

 

戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ

田中 優 (著) 合同出版 (2005/07) 1470円

福島第一原発の事故発生から40日が過ぎましたが、この間たくさんの方々から被曝対策レメディについてのご要望をいただきました。

事故当初は数回にわたる爆発とベントによって高濃度の放射性物質が大気中に大量に放出・拡散したため、不特定多数の方々におすすめした飲み方は毎日複数の放射性物質由来のレメディを服用するという強い処方でした。
これについては強すぎるのではないかという指摘もありましたが、原発事故による放射線被曝(体外被曝と内部被曝)の生命に及ぼす影響を考える時、ベストではないが相応の処置であったと認識しています。

現在は原発事故そのものは収束していないものの、放射性物質の放出量は一時に比べてだいぶ落ち着いてきました。

一方で環境(大気・大地・海水・河川・湖沼)などにおける放射性物質の蓄積量は日々増加の一途をたどっています。

放射能汚染の現状とそれに対応するホメオパシーのレメディについてさまざまな角度から検証した結果、放射線被曝対策用のホメオパシーコンビネーションの内容を大幅に変更することにしました。

従来のコンビネーションに比べて安全でさらに効果的な配合になっています。

コンビネーションを構成する6種類のレメディのうち放射性物質由来のものは2種類で、残りの4種類の原料は毒物ですらありません。

ポジティブな作用を持つ原料から作られた上薬レメディを中心に構成される新しいホメオパシーコンビネーションをRC(Radiation Combination)と命名します。


◎RC構成内容


(Emerald)
 エメラルド

(Plutonium-nitricum)
 硝酸プルトニウム

(Radium-brom)
 臭化ラジウム

(Rainbow)
    虹

(Rose Quarts)
 ローズクォーツ

(Yellow)


現時点における福島県の避難地域を除く関東地方や東北地方の放射能汚染レベルに対して、大人も子供もRC30cを4~5日おきに1粒ずつを目安に服用して下さい。

今後放射線レベルが上がった場合は、その程度に応じて3日おき~毎日1粒ずつを服用して下さい。

ティッシュソルトやフラワーエッセンスと併用する場合は、それぞれ30分以上時間をずらして服用して下さい。

RCを保管する際は容器をアルミ箔に包んで、他のレメディに与える影響をシールドして下さい。


※重度な放射線被曝をした場合にはRCの高いポテンシーや他のシングルレメディが考慮されますが、選択にはホメオパスによるセッションが必要です。


また、大地震とそれに続く大きな余震や放射線被曝によって多くの人々がさまざまな心身の不調を訴えています。

この問題につきましては、お一人お一人の気質と体質に合う個別のホメオパシーレメディやバイタルティッシュソルト、フラワーエッセンスの選択が必要となりますので、レギュラーセッションまたはミニセッションを通してそれぞれの健康回復に取り組まれることをおすすめします。


※セッションやRC(Radiation Combination)についてのお問い合わせは下記までお願いします。


ひもろぎ庵

info@himorogian.jp
2つ目の入浴法はフラワーエッセンスを風呂のお湯に溶かして入浴する方法です。


バッチフラワーのクラブアップルには心身や環境に対する素晴らしいエネルギー的浄化作用がありますので、水や人体の放射能汚染に対しての除染効果が期待できます。

標準的な浴槽にストックボトルから10滴垂らしてよく混ぜてから入浴して下さい。

放射能で汚染されたお湯と体をエネルギー的にクレンジングしてくれることでしょう。


毎日の入浴に用いるレメディの経済性を高めるためにはヒーリングハーブス社製クラブアップルのストックボトル30mlがおすすめです。

通常のストックボトル10mlに対し3倍量ですが、値段は約2倍とお徳になっています。



また、FESのヤロー エンバイロメンタル ソリューションをストックボトルから10滴垂らして入浴することで、エーテル体を強化し有害な放射線の悪影響に対抗出来る強力なエネルギーフィールドを形成することが可能になります。


ヤロー エンバイロメンタル ソリューションはクラブアップルと併用するとさらに効果的です。

経験上ヒーリングハーブス社またはエインズワース社のクラブアップルとの相性が良いと思われます。


文中のフラワーエッセンスに関するお問い合わせは下記へどうぞ。


ひもろぎ庵

info@himorogian.jp
ジャーナリストの岩上安身氏(http://iwakamiyasumi.com/)が2011年4月10日午後に小出裕章氏にインタビューした動画が公開されています。

http://www.ustream.tv/recorded/13897618

小出氏は4/11もラジオインタビューに答えています。
http://www.youtube.com/watch?v=UnEguuI8nns&feature=related


岩上安身氏ご自身がtwitterで4/10のインタビューの内容を同日にツイートしていますので転載します。


京大原子力実験所の小出裕章助教インタビュー、終了。原子炉の圧力容器に穴の空いている事実、再臨界が始まっている高い可能性について、明晰に論じながら、最悪の破局を回避するシナリオを語る。

再臨界を止めるには、中性子を吸収するホウ素の投入すべきだが、東電は、一時投入を控えていた可能性がある。ホウ素の投入は、結晶の付着などの問題があるが、再臨界を起こさせてはならない。

最悪の破局のシナリオは、どれか一つの炉がメルトダウンの果てに、水蒸気爆発を起こし、他の炉の冷却作業もできになくなって、連鎖的に爆発を起こすシナリオ。

その最悪の破局のシナリオが現実化すると、チェルノブイリが放出した放射性物質の6~10倍の量の放射性物質が飛散すると思われる。

再臨界が始まっても、即、その最悪の破局になるのではない。再臨界の熱によって膨張すると、ウランは臨界がとまる。が、また再開する、その繰り返しで、ブスブスとくすぶる。

最悪の破局を避けるためには、とにかく冷やし続けること。圧力容器と格納容器を一体として扱い、サプレッションチェンバーというプールに溜めた水を、再び圧力容器に戻すループの確立が必要。

同時に外部冷却装置を設置するなどして、熱交換のループも確立しなくてはならない。その現場作業、高い放射線量の中でできるか。できないと破局に近づく。

先日の宮城県中心の地震で、六ヶ所村の再処理施設、女川原発、東通り原発も、一時外部電源が絶たれた。福島第一原発と同じ危険な事故はどこでも起きうる。原発はすべてやめるべき。

非常用電源を高台に設置すればいいとか、小手先の議論がまたなされているが、無意味。機械は必ず壊れ、人は必ずミスを犯す。事故は必ず起きる。そして原発事故の場合は、取り返しがつかない。

実は、そもそも、リスクを冒してでも原発を必要とする理由はない。原発をすべて停めても、現在の火力発電所の稼働率を7割に上げれば、カバーできる。政府と電気事業者の公開データだ明らか。

原発がないと電力が不足するというのは、真っ赤な嘘。政府、マスコミは本当の事実を伝えない。また、原発が安く電力を供給している、というのも嘘。

原発のコストは最も割高。そのために、日本人は世界一高い電気代を払わされ、家計だけでなく、産業界にもダメージを与えている。アルミ精錬は、高い電気代に耐えられず、海外に出ていった。

今、日本に残っているのは日本軽金属の一工場のみ。そこは水力の自家発電機をもっているからこそ、操業が可能に。原発は生産性を下げ、経済にもマイナスの影響を与えている。

ことほど左様に、原発存続の理由は、何もない。一刻も早く停止、廃絶すべき。

以上



世界で唯一の原爆被爆国であり、非核三原則を持つ日本が全世界の約13%の原子炉を保有し(平常時もたくさんの放射性物質を環境中に放出する)、国民一人当たりの医療被曝量(CTスキャンやレントゲン撮影などによる)が世界一で、国民の2人に1人がガンにかかり、そのうちの約5%が医療被曝が原因と言われていて、ガン患者の多くが放射線治療を受けて死んでゆく、という現実を俯瞰する時、ほとんどの日本人が放射能中毒であるという考えに合理性を見いだすことができます。

原爆投下から66年、商業的原子力発電開始から45年、私たちの生活環境に憑依した放射能は知らず知らずのうちに私たち日本人の心身を深く蝕んできたのかもしれません。



下山田吉成
知人の反核平和運動家・山口泉さんのブログを紹介します。

かなり辛口な批評に感じられる方がいるかもしれませんが、実際に起きている事実を直視するならば決して辛口ではないということがわかってきます。

そのくらい私たちを取り巻く現状は暗澹たるものです。


下山田吉成




山口泉です。

判断停止の、「許し合い」の、加害と被害の歴史的構造を捨象し、悪しき神秘主義の偽善が横行する、いま生きている人間としての責任抛棄の、脳に蕁麻疹の出るような欺瞞に満ちた、この寒ざむしい2011年早春、起こるべくして起こった??と言わざるを得ない、福島第1原発事故の現況をめぐり、かねてオーロラ自由アトリエの遠藤京子さんからも勧められ、気にかかっていた「ブログ」を、昨夕、急遽、始めることにしました。
Blog『帯電した、巨きな雲がうごくように』
http://auroro.exblog.jp/

当面は、《「取り返しのつかぬ今」を
「取り返しのつかぬまま」見つめながら、それでもなお、あの愚者どもに殺されないために》

というタイトルで、今般の事態における「政」「財」「官」「学」の癒着と、制度圏「ジャーナリズム」の荒廃の問題、09年晩夏、有権者の多大な付託を受け、自民党長期腐敗政権の"オルタナティヴ"として発足したはずの民主党政権の、度し難い変質の問題を中心に、書いてゆくことになると思います。
諸般の都合で、推敲も不十分な完成度の低い文章のまま、しかも、1日1~2本の記事しか、掲載できないかもしれませんが、継続的にご覧いただくとともに、よろしければ、なるべく多くの方がたに御案内いただけますと、幸甚に存じます。なお、この「ブログ開設」の情報は、どこに転送していただいても構いません。

何卒よろしくお願いいたします。

>_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  

山  口   泉
Yamaguchi Izumi
.....................................................................
izm@jca.apc.org
.....................................................................
Website『魂の連邦共和国へむけて』
http://www.jca.apc.org/~izm/
 .....................................................................
Blog『帯電した、巨きな雲がうごくように』
http://auroro.exblog.jp/




(質問)

先日、わたしの知り合いに赤ちゃんが生まれたのですが、舌癒着症と診断されて手術を受けたという話を聞きました。
手術後の赤ちゃんは見違えるように表情が豊かになって、劇的な変化だったとのこと。
実は知られていないだけで約9割の人が舌癒着症で、気付かず大人になってしまう人もたくさんいて、睡眠時無呼吸症候群をはじめ、冷え性、貧血、いくら寝ても眠い、疲れやすい、など、さまざまな不調の原因となっていることがあるそうです。

彼女は動物性食品や砂糖・化学添加物・化学調味料などを使わない自然食を熱心に実践していて、自然療法も積極的に生活に取り入れているナチュラル志向の方です。

それでも、生まれたばかりの赤ちゃんに手術を受けさせるということ、そしてそれに対して完全に肯定的であるということが個人的にかなりショックでした。
舌癒着症という病気(?)に対するひとつの選択肢として手術があるというのは決して否定するつもりはありません。
しかしわたしは、生まれもった身体に対して簡単にメスを入れてしまうということにどうしても違和感を感じてしまいます。
それは、出来てしまった癌を切り取って治ったことにしてしまうのと同じではないのか。
そのことによって、息は吸いやすくなるかもしれないけれども、別の問題を引き起こす可能性はないのか。
外から手を加える以外に、改善の方法はないのか。
また、それはどうしても何らか処置しなければならないような疾患なのか。
さまざまな疑問が沸いてきます。

皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか。
もし手術を受けたという方がいらしたら、否定的な書き方をしてしまって申し訳ありません。

よろしくお願いします。



(答え)
舌癒着症に関するご質問にお答えします。

私の個人的な直観と経験に基づく私見として読んでいただければ幸いです。


専門家の主張によると、舌癒着症は程度の差はあれ人類の大部分に見られる優性遺伝による先天的状態であるとのことです。

軽度であれば成長と共に自然治癒もしくは軽快したり、生活に支障をきたさない範囲であれば健康問題として注目されることはありませんが、約27%いると言われている重度の舌癒着を持つ乳児の場合は哺乳障害、呼吸障害、いびつな頭、夜泣き、病的で不快な泣き声、抱き癖、情緒不安定、成長が遅い、手足が冷たい、ひどい乳児湿疹etc...などの問題が起こりやすく、昔だったら健やかに成長できずに何らかの病にかかって亡くなるケースも多かったのではないかと想像されます。

自然界の適者生存の法則に照らし合わせてみると、重い舌癒着症は生き残ることが難しい条件のひとつと言えるかもしれません。

私が理解するところでは舌癒着症はあくまでも何らかの不調和の結果であり、不健康の原因ではありませんが、遺伝的に重度の舌癒着症を抱えている方々がこの世界で生きてゆくために、外科手術は現時点で必要かつ有効な治療法の一つと見なすことができます。

舌癒着症の手術はある種の対症療法だと考えられますが、私が知る限り手術を受けたほとんどの赤ちゃんたちには個人差はありますが術後に何らかの改善が見られる場合が多く、特に大きな問題と呼べるような後遺症や副作用が現れることは今のところないようです。
中にはホメオパシーやバイオケミカル療法などを施しても治癒しなかった根深い愁訴が舌癒着の手術を受けたことで著しく改善したケースもいくつかありました。

「人が健康に生きていくために(外傷の治療以外で)体にメスを入れなければならないことがある」という考え方には正直なところほとんど賛成できませんし、生まれて間もない乳児に局部麻酔(生後約3ヶ月を過ぎると全身麻酔)をして脳に近い口内の正中(人体における重要な経絡線)を切開するというのは、赤ちゃんが感じる恐怖とショック、そこから生じるかもしれないトラウマや術後の痛みと心理的ストレスや投与される抗生物質などの薬物がその子に後々及ぼす悪影響を考えると、たとえ重度の舌癒着症であっても自分の子供にはさせないだろうと思います。

手術によって起こる健康障害については現時点でよくわかっていないだけで、「無い」と断言することはできませんし、歯列矯正やテンプレートによる咬合治療が対症療法的な効果をもたらす一方で、心身の健康を損なっている症例をたくさん見てきた経緯から、頭部あるいは顔面に対して物理的な変化を与えることは大きなリスクを伴うことを実感しています。

しかし、日々臨床の現場で様々な重病難病奇病の方々を診ていると、本来の自然界では生きてはいけないような生命力の弱い、あるいは大きくバランスを崩した人々が生きていくためには何らかの「方便」が必要なのだと考えざるをえない場合が多々あります。

しかも私たち人類は自然を破壊して築き上げた文明生活の中で便利さや安楽さを追求してきたことにより著しく弱体化し、自然界の中で生き抜く力が低下してしまったために、ますます自然から遠ざかって不自然な生活をするという悪循環の中にいます。

現在地球上に存在する人類の中でも、私たち日本人のように先進国で文明的生活を何代にも渡って続けている人間の場合、本来備わっているはずの先天的な生命のダイナミズムは著しく低下しているのではないでしょうか。

宿命論的に聞こえるかもしれませんが、先天的な生命力(先天の原気)というものは通常後天的な努力ではあまり変えようがないものですので、何代もかけて劣化させた生命の質を一代で回復させることはできません。

ですから先天的に弱い生命の質に生まれついてしまった場合は、強い人に比べて健康を維持増進するためにたくさんの努力を長期間継続しなければならないし、場合によっては生き残るために舌癒着を手術しなければならない人がいてもおかしくないのではないでしょうか。

舌癒着症は昔から存在し、重度の場合はうまく成長できずに亡くなった方も多かったのではないかと考えられますが、現代では本来なら生き抜くことができないはずの人々を高度(=不自然)な医療技術によって不健康な状態で無理やり生かしてしまうため、度重なる手術や透析、薬物漬けなどによって生き長らえている人間がたくさんいるわけです。

そのような医療技術の中でも比較的まともな方便のひとつが舌癒着症に対する外科手術ではないかと思います。

しかしいずれ舌癒着症の原因が突き止められ、手術や遺伝子治療などの不自然な方法ではない根本的で自然な治療手段が発見されることを願わずにはいられません。


ちなみに自然療法的に舌癒着症に対して何ができるかと言えば、先ず子供を作る前の男女の健康作りが必須です。

男性も女性も食生活・精神生活・霊的生活を正し、心身をデトックスして体質と気質と霊性を活性化することで健全な精子と卵子を作れる体と、それにふさわしい魂が宿るスピリチュアリティを獲得しましょう。

そうすることで手術なしでは生き残れないような弱い形質の子供が生まれにくくなるでしょう。

また、妊娠中も心身の健康を維持増進することで元気な赤ちゃんの誕生をより確実なものにすることができます。

舌癒着症の病理をバイオケミカル療法的に検証すれば、明らかにCalc-fluor・Kali-phos・Silicaの欠乏状態ですので、両親の何れかもしくは両方に舌癒着の傾向や既往歴がある場合は妊娠1年前から父母になる男女が、そうでない場合は女性が妊娠初期から出産後卒乳するくらいまでの間、上記3種類のバイタルティッシュソルトを3ヶ月ごとに4週間のインターバルを置きながら、断続的に摂取することで舌癒着症の発症を減らし、発症するとしても症状の程度を軽減し、出生後の服用によって症状を改善することができると考えられます。

ホメオパシーではAlumina.Arg-met.Belladonna.Bryonia.Causticum.Hydrogenium.Kali-phos.Laurocerasus.Nitric-acid.Nux-moschata.Sanicula-aqua.Spongia.Sulphur.bacills Sycoccus(Paterson)などが舌癒着症に対して治療実績があります。

これらはクライアントの気質と体質に基づいて処方された時に舌癒着症にも大きな改善をもたらすことでしょう。


成長してから問題が発覚した場合でも、バイタルティッシュソルトやホメオパシーによる治療効果は期待できますし、食養生を始め上部頸椎カイロプラクティックなどの内的治癒力を活性化する治療法と全身のヨガや舌のストレッチ、正しい言霊の発声法などを併用することで、ある程度時間はかかりますが体にメスを入れずに自分自身の主体的な努力によって完治もしくはかなり改善することが可能になります。

自然療法によって獲得される健康は外科手術によって得られる他力本願な健康と違ってより本質的です。

実践した人だけにそれは理解できるでしょう。


下山田吉成

Kali-iod(=Kali-i)(ヨウ化カリウム)について説明します。


甲状腺は、甲状腺ホルモンの構成成分としてのヨウ素を体内に取り込み蓄積する作用を持っています。原発事故で外部に放出されたヨウ素131に被曝した場合、甲状腺内に取り込まれて放射線を出し続けることになります。

その後長い間には放射線による影響で甲状腺にガンをはじめとするさまざまな疾患が起こります。

原発事故の際にあらかじめバイタルティッシュソルトの補足成分であるKali-iod(ケイライヨード)を充分に摂取しておくことで、甲状腺は非放射性ヨウ素で飽和されやすくなる結果、放射性ヨウ素は甲状腺に取り込まれにくくなります。

海草などのヨウ素を豊富に含む食品をいくら食べても、ヨウ素を吸収する働きが弱いと大部分のヨウ素は吸収されずに体を通り抜けてゆくだけで甲状腺には少ししか取り込まれません。

Kali-iodを服用することで、摂取された食物に含まれるヨウ素の吸収率が高まり、甲状腺内が非放射性ヨウ素で満たされやすくなります。


日本では原子力発電所の事故を想定した危機管理の一環として、周辺住民が放射能に被曝した場合の対策としてヨウ化カリウム剤(Kali-iod)が用意されていますが、物質レベルでの摂取はかゆみ、発疹などのアレルギー症状や、吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、風邪症状、口腔の灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便、首・咽頭の腫脹、原因不明の発熱、不規則性心拍などの一般的副作用の他に、ヨウ素中毒(結膜炎、ジンマシン、甲状腺腫、粘液水腫、水疱、微熱、眼瞼浮腫、鼻炎、耳下腺腫脹、胃炎、発疹、喘息発作、面疱、せつ、気管支炎、声門浮腫、咽頭痛、前額痛、よだれ、唾液腺腫脹、体重減少、全身衰弱)やヨウ素悪疫質(皮膚の荒れ、体重減少、動悸、抑うつ、神経過敏、性欲減退、乳房腫大と疼痛、骨盤痛、全身衰弱)などの重大な副作用が起こることがありますのでお勧めできません。

現在起きている原発事故は未だかつて例のない長期的な経過をたどることが予想されていますが、ヨウ素剤の服用が長期間に及ぶと上記の副作用の可能性も高くなることが懸念されます。


Kali-iodは3x(1000倍希釈)、6x(百万倍希釈)、12x(1兆倍希釈)で用いますので上記の副作用は起こらず効果のみを受け取ることができます。

Kali-iodは複数のポテンシーを同時に使用することで作用のメッシュが細かくなり、効果を高めることができます。

バイタルティッシュソルトKali-iodは原発事故が収束し、環境中に放出されたヨウ素131の放射能レベルがかなり低い値を示すまでは約3ヶ月間おきに10日間ずつお休みしながら継続する必要があるでしょう。

Kali-iodは焼けるような目の痛みや刺激性の流涙、前頭洞炎、刺激性の水様性の鼻水、副鼻腔の熱感を伴う外気や戸外の散歩で好転する花粉症にも改善が期待できます。



下山田吉成

水道水や食品の放射能汚染がかなりまずい状態であることがわかってきました。

水道水の検査体制は非常に杜撰な上、汚染している可能性のある放射性物質の中から一部の成分を意図的に選択し、政治的見地から都合の良い検査結果だけを公表していることが明らかです。


放射線量計測は一定の誤差や限界を伴う微量分析であることから、検査結果が必ずしも正確な数値を示すものではないことを知っておく必要があります。

また今回の原発事故のように緊急性を要求される状況下の検査方法の方が平時の検査方法に比べ、簡易性や迅速性が優先されるため検査精度が後回しにされがちです。


現在採用されている水道水の放射線濃度の暫定基準(例・放射性ヨウ素300ベクレル以下)は、これまで全国各地で頻発してきた原発事故隠蔽に積極的に荷担し、日本の原子力行政推進の中核として今回私たち国民の多くを被曝させ恐怖のどん底に突き落とした元凶である、あの「原子力安全委員会」が作成・決定したものを厚生労働省や農林水産省や全国自治体水道局などの機関が横流ししていただけだったことが判明しました。

世界一の原発密度を誇る日本の厚生労働省衛生局では、今回の水道水汚染を受けて3/17付で「福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う水道水の対応について」と題する公文書を発令しましたが、このような措置は同省発足以来史上初のことだそうです。つまり厚生労働省の官僚たちは水道水が放射性物質で汚染されることを全く想定していなかったということです。
ですから今回の原発事故による放射性物質で汚染された水を摂取した人々にガン患者が多発しても、厚生労働省としては「想定外」の出来事で責任はないということになるのでしょう。

「水道水の放射線量の計測値が安全暫定基準値以下になったのでご安心下さい。」などと報道していますが、そもそも水道水の放射能汚染に関する安全基準値そのものが存在しなかったところに、私たちの大切な海・山・川・大地・空気の全てを放射能で汚染した東京電力の仲間である原子力安全委員会が事故発生後に決定した「安全基準値」を信じろと言う方がどうかしていると思いませんか?

前にも書いたようにこの暫定的な安全基準値の根拠が不明でしたが見つけました。それはICRP(国際放射線防護委員会)のPublication6を踏まえたものでしたが、このICRPの基本姿勢が人体の健康最優先ではなく、基準値は『統計学的に「有意」とはならない危険債は、原子力推進上やむおえない』とする立場の国際基準値だったのです。
つまり私たち国民の健康は二の次に考えている原子力推進派が制定した「安全基準値」を現在用いているわけです。


本来水道水からは放射性物質は全く検出されないのに、「原発事故が起きたから300ベクレルまでは大丈夫ですよ」という見解は誰がどう考えても論理的に破綻していると思うのですが、皆さんはどう思いますか?

私にはたとえ100ベクレルだったとしても放射性物質に汚染された水が安全だとは到底思えません。

農産物や加工食品のほとんど全てには水道水が使用されていますが、最終出荷地は表示されても製造過程や個々の原材料の生産地や製造所までは記載されていませんので、放射能で汚染された水道水を使って製造された食品かどうかは表示を見てもわかりません。したがって加工された放射性物質を含む食品が全国に流通するのは至極当然のことです。
 

さらに大きな問題は原子力委員会作成の「飲食物摂取制限」に関する安全暫定基準値の表を見ると、水道水の検査対象になっている核種がもともと放射性ヨウ素(混合核種の代表核種131)、放射性セシウム、ウラン、プルトニウムおよび超ウラン元素のアルファ核種の計4種類しかないことです。

原子炉内に蓄積している放射性物質は何種類あると思います?

何と54種類もあるのです。それなのにそのうちのたった4種類しか計測しないで「安全です」と言っているのです。

放射性ヨウ素131が安全値を示したからといってストロンチウム89やキセノン133が安全値だとは限りません。
さらに信じられないことに、たった4種類しかない検査対象から厚生労働省健康局水道課が出した3/19付発令ではウランとプルトニウムが検査対象から除外されていたのです。

これでは水道水にウランやプルトニウムが含まれているかどうかも、どのくらい含まれているのかも、全くわかりません。

国民のほとんどはマスコミの報道を見て、原子炉から放出された放射性物質は放射性ヨウ素と放射性セシウムだけだと思い込まされているのです。

原子炉が破損しているのは誰の目にも明らかなわけですから、いくら官房長官や御用学者たちがそう言ったからといって、放射性物質が2種類しか漏れていないと本気で信じてしまう日本人の知性や想像力は原発と同じくらいアブナいと思います。

他の50種類以上の放射性物質については計測していないわけですから、どんなにひどい汚染が起きているとしても誰にもわからないし、健康被害が起きても誰も責任をとる人はいません。

また、仮に各放射性物質の計測値がそれぞれ基準値以下だったとしても、全ての放射性物質の放射線量を合計すると健康を損なうくらいの高い数値になる可能性があります。
それについても2種類しか検査していないために調べようがありません。

このことは大気はもとより農産物や畜産物、海産物を含む全ての食品についても同じことが言えます。

また食品については農作物や肉、乳、卵海産物などの全種類を検査していないため、信頼をおくことができません。
例えばある畑のほうれん草が放射性ヨウ素について異常値を示したのに、このほうれん草をエサとして与えている豚やニワトリがいても、肉や卵は検査対象にはなっていないためチェックには引っかかりません。
(卵は汚染されても「ヨード卵だからかえって健康にいいですよ」と誰かがテレビで言えば、多くの視聴者は本気にするのでしょうね。テレビってスゴイ!)

したがって私たちは知らないうちに多くの放射性物質を体内に取り込んでいる可能性が高いのです。

放射性物質の半減期は
76分12秒(クリプトン87)
8.04日(ヨウ素131)
50.5日(ストロンチウム89)
30.2年(セシウム137)
21000年(プルトニウム239)
約45億年(ウラン238)

などさまざまで、半減期が短くなるほど放射線量は多くなり、放射線量が少なくても体内被曝すると被曝量は距離の2乗に反比例して増大するため、長期に渡って局所的に及ぼす生物学的影響は極めて大きいものがあります。

昨日ご紹介した逆浸透膜の浄水システムと蒸留水器について何人かの方々から「どちらが良いと思いますか?」と質問されましたが、予想される汚染が想像以上にひどい可能性が高まっているため、「逆浸透膜の浄水器で浄水してから蒸留水器で蒸留すればバッチリ」だと答えています。冗談に聞こえるかもしれませんが本気でそう思っています。そのくらい私たちを取り巻く環境の放射能汚染は切実なのです。

この状況から避難せずにとどまるのであれば、相当な努力と知恵を必要とします。そうでなければ自分や家族の健康を守ることができないということを肝に銘じて下さい。

 


下山田 吉成

都内を始め東北・関東各地の水道水や井戸水が放射性物質で汚染されているという報告が相次いでいます。

千葉県八千代市では市の上水道で3/22にヨード131による1キログラムあたり336ベクレル(飲料水基準値の上限300ベクレル)という異常な汚染値を計測していながら7日間も情報を隠蔽して公表しなかったという、信じられないような事件がありました。隠蔽して時間を稼いでいる間に浄水場に多量の活性炭を投入して正常値に持っていってから「実は...」と発表したようです。
まだこんなことをやっているんですね。乳児の飲用基準値の上限は3/17以降100ベクレルです。それ以前の基準値は10ベクレル以下だったのです。公表されるまでにたくさんの乳児が、平常時の基準値の33倍に達する異常な放射能で汚染された水を摂取したことは間違いありません。

事態は隠蔽できるとかできないとかいうレベルではないのに...。カリフォルニアでキセノンが検出されて大騒ぎになっているんですよ。公表が遅れただけで、原子炉からの漏出が始まってから約10時間後までには関東地方の大気は放射能で確実に汚染されていたはずです。

日本中が汚染されているのだから福島に近い千葉あたりが安全であるはずがありません。

竹槍でB29を突こうとしていた先の大戦中さながらの無知ぶりに怒りよりも薄気味悪さを感じるのは私だけでしょうか。


原発事故以来何度か雨が降りましたので、ダムの水や地下水の汚染はさらに進んだはずです。

福島第一原発が事故を起こしてから既に3週間を過ぎましたが未だに事故は収束しておらず、爆発当時に比べて放射線の計測値が下がったとは言え、放射性物質は間断なく大気中や海水中に放出され続けています。

チェルノブイリ原発の事故は2度の大爆発を伴う激しいものでしたが、原子炉からの放射性物質の異常な放出は10日間くらいで収まったと言われており、その間に広島原爆の約500発分に当たる10トン以上の放射性物質が大気中に放出され、事故の8日後には日本でも検出されています。

福島第一原発の事故ではこれまでのところ大爆発などの激烈な事象はありませんが、人間の病気に例えるならば慢性化しており、放射性物質の環境への異常漏出が収束するまでにあと数ヶ月かかると今日政府発表がありました。

しかもチェルノブイリ原発事故は4号機だけだったのに対し、福島第一原発では計4基の原子炉が破損もしくは炉心溶融(メルトダウン)しているため、環境中に放出される放射性物質の最終的な累積量はチェルノブイリ原発事故を超える可能性が高くなりました。
つまり人類史上最悪の原発事故になるかもしれないということです。

チェルノブイリ原発はウクライナの僻地にありましたが、福島第一原発は日本という世界第5位の人口密度を持つ小さな島国で起きており、私たち一人一人が被曝する程度も過去のどんな原発事故よりも重くなることでしょう。

放射性物質による被曝には外部被曝と内部被曝がありますが、環境中に放出された放射性物質を呼吸や飲食によって体内に取り込むと、体の内側から放射線を受けて細胞のガン化が促進されます。


多くの方々から飲料水への対策についてのご質問をいただいていますので、現時点での見解を述べたいと思います。

まず、基準値以下でも汚染された地下水や水道水はそのまま飲まないことが大切です。いくら基準値を下回っていても、その基準値は根拠の希薄な目安に過ぎないということを肝に銘じて下さい。

300ベクレルに汚染された水を何ヶ月も飲み続けて何でもなかった人がどこにいると思いますか?

そもそもWHO(世界保健機構)の飲料水の基準値は1ベクレル以下です。
アメリカの水道水の基準値は0.111ベクレル以下です。
日本の基準値は3/17まではヨウ素131とセシウム137は共に10ベクレル以下でした。
それを原発事故が起きて放射性物質が環境中に放出されたとたん、暫定的とは言え300ベクレル以下に変えたのです。

暫定値についてはしっかりとした経験則はどこにもないはずです。

飲料水の新基準値は脆弱な根拠を元にした想像の域を出ない非科学的で危険なものだと考えられます。
おそらく国民の被曝をなかったことにし、原発事故による明らかな健康被害の責任を逃れるために思いついた窮余の策に違いありません。

放射能汚染が悪化したので基準値を緩和しておいて、後でガンになっても汚染は基準値以下だから想定外で補償はありません、という筋書きが見え見えですが、それに気づかない?或いは異を唱えない日本国民が不気味に思えます。

国の安全宣言を信じた人々は後世の人々のための人体実験の被験者になるわけです。

そして何年か経ってガンの発生率が上がったら、最初は異常な被曝はなかったのだから因果関係はないと言い張り、追求されて逃げ切れないと観念したら「事故当時の医学常識に照らして妥当な処置だった。起きたことは想定外だった。」と言う決まり文句が用意されています。過去の公害訴訟や薬害訴訟では国はたいていこういう陳述をしています。

ですから人工的な放射性物質に汚染された水を摂取してはいけません。基準値をクリアしていても安全が保証されているわけではないということを十分に理解して下さい。

対策として私がおすすめするのは、当然ながら国内外の汚染されていない地域で採水されたミネラルウォーターです。

(セシウムやプルトニウムもミネラルですので放射能汚染水もミネラルウォーターではありますが、やめておいた方が良いでしょう。)


ただし事故が長引くと伏流水などの地下水の汚染が進むため、採水地のメッカのひとつである山梨県の水などは飲めなくなる可能性があります。

汚染された地域の水でもプライマリーウォーター(一度も環境中に出たことがない水。温泉などもこれに当たる。)であれば大丈夫ですが、日本には飲料水として認可されているプライマリーウォーターは珍しいと言われています。

後はフランスなど外国産のミネラルウォーターを購入することです。

もうひとつの方策は放射性物質を除去できる浄水器を使用することです。
私の知っている中で最もシビアな浄水システムは逆浸透膜を使った浄水器で、さまざまな有害物質だけでなく放射性物質をも除去できると言われていますが、10万円以上する高価なものです。

3つ目は蒸留水器という蒸留水を作る家庭用の機械です。蒸留水なら不純物は存在しないはずですからとても安全だと言えます。
台湾製で約3万円くらいです。
ただし3リットル作るのに2時間くらいかかるそうですので、水道水を使うような手軽さはないと思って下さい。

以上のように物質レベルでの浄水を行った上でエネルギーレベルの浄化を行うとさらに良い水になるでしょう。

水を浄化するフラワーエッセンスとしてはクラブアップルが最も汎用性があります。
飲料水に1リットルあたり7滴を混ぜて下さい。

ホメオパシーにはAqua-pure(純水)というレメディがあって、難病治療や水の浄化に用いられます。1リットルあたり30cの砂糖粒を3粒溶かして下さい。


皆さんの中で飲料水について良い知恵や情報をお持ちの方がいましたら、お知らせいただければ幸いです。



下山田 吉成

皆さんには大変ご心配およびご迷惑をおかけしましたが、原発事故においては爆発などの急性状態が起こる可能性が少なくなり、環境中の放射線測定値も異常値ではありますが微減傾向で安定してきましたので、3/12以来通信のみで行ってまいりましたがセッションを4/6より通常どおり再開することにいたします。

また、セミナーや講座も再開いたします。ただし原発の状態が急変した場合は、セッションとセミナーを再度休止する可能性があることをあらかじめご了承下さい。

現在東北地方や関東地方などの被曝地域では放射能汚染と被曝に対する不安が蔓延しており、心と体を一つの命として癒してゆくトータルなヘルスケアが必要とされています。

ひもろぎ庵は被災者の方々への積極的な支援を念頭におきつつ通常業務を再開いたしますので、ご意見やご要望がありましたらお寄せ下さい。

震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。

2011年4月3日

ひもろぎ庵主
下山田 吉成

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◆治療スケジュール

お休みさせていただきいておりましたセッションを4月6日より再開します。 

 フルセッション
 往診
 ミニセッション
 フラワーエッセンスカウンセリング(対面)
 通信セッション
 健康相談
 ペット・動物のセッション
 フラワーエッセンスカウンセリング(通信)

◆セミナースケジュール
 予定通り実施します。