Kali-iod(ヨウ化カリウム)について

Kali-iod(=Kali-i)(ヨウ化カリウム)について説明します。


甲状腺は、甲状腺ホルモンの構成成分としてのヨウ素を体内に取り込み蓄積する作用を持っています。原発事故で外部に放出されたヨウ素131に被曝した場合、甲状腺内に取り込まれて放射線を出し続けることになります。

その後長い間には放射線による影響で甲状腺にガンをはじめとするさまざまな疾患が起こります。

原発事故の際にあらかじめバイタルティッシュソルトの補足成分であるKali-iod(ケイライヨード)を充分に摂取しておくことで、甲状腺は非放射性ヨウ素で飽和されやすくなる結果、放射性ヨウ素は甲状腺に取り込まれにくくなります。

海草などのヨウ素を豊富に含む食品をいくら食べても、ヨウ素を吸収する働きが弱いと大部分のヨウ素は吸収されずに体を通り抜けてゆくだけで甲状腺には少ししか取り込まれません。

Kali-iodを服用することで、摂取された食物に含まれるヨウ素の吸収率が高まり、甲状腺内が非放射性ヨウ素で満たされやすくなります。


日本では原子力発電所の事故を想定した危機管理の一環として、周辺住民が放射能に被曝した場合の対策としてヨウ化カリウム剤(Kali-iod)が用意されていますが、物質レベルでの摂取はかゆみ、発疹などのアレルギー症状や、吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、風邪症状、口腔の灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便、首・咽頭の腫脹、原因不明の発熱、不規則性心拍などの一般的副作用の他に、ヨウ素中毒(結膜炎、ジンマシン、甲状腺腫、粘液水腫、水疱、微熱、眼瞼浮腫、鼻炎、耳下腺腫脹、胃炎、発疹、喘息発作、面疱、せつ、気管支炎、声門浮腫、咽頭痛、前額痛、よだれ、唾液腺腫脹、体重減少、全身衰弱)やヨウ素悪疫質(皮膚の荒れ、体重減少、動悸、抑うつ、神経過敏、性欲減退、乳房腫大と疼痛、骨盤痛、全身衰弱)などの重大な副作用が起こることがありますのでお勧めできません。

現在起きている原発事故は未だかつて例のない長期的な経過をたどることが予想されていますが、ヨウ素剤の服用が長期間に及ぶと上記の副作用の可能性も高くなることが懸念されます。


Kali-iodは3x(1000倍希釈)、6x(百万倍希釈)、12x(1兆倍希釈)で用いますので上記の副作用は起こらず効果のみを受け取ることができます。

Kali-iodは複数のポテンシーを同時に使用することで作用のメッシュが細かくなり、効果を高めることができます。

バイタルティッシュソルトKali-iodは原発事故が収束し、環境中に放出されたヨウ素131の放射能レベルがかなり低い値を示すまでは約3ヶ月間おきに10日間ずつお休みしながら継続する必要があるでしょう。

Kali-iodは焼けるような目の痛みや刺激性の流涙、前頭洞炎、刺激性の水様性の鼻水、副鼻腔の熱感を伴う外気や戸外の散歩で好転する花粉症にも改善が期待できます。



下山田吉成

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