マムシに咬まれたら

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すっかり春めいてきましたが、自然界の生き物たちも既に冬の眠りから目覚めて始動しています。

これからの季節は登山や釣り、山菜採り、キャンプ、ハイキング、農業などで山野に入って行く機会が多くなると思いますが、自然界に存在する危険性に対する備えを持つことが必要です。

日本の自然界は他国に比べて毒性の強い生き物が少ない印象がありますが、今回は日本でも毒性リスクの上位に挙げられる毒蛇であるマムシ対策について取り上げたいと思います。

マムシに咬まれた場合、先ずリカバリープラス(リカバリーレメディ)またはエマージェンシーエッセンスを頻繁にリピートして下さい。

「マムシに咬まれた!」という精神的ショックと「死ぬかもしれない」という強い恐怖心がマムシの生理的毒性を上回る障害をもたらす可能性があります。

次にLachesis200cを10~30分おきに3回までを限度にリピートします。傷口周辺に打撲傷のような紫色や青みを帯びた変色が見られるのが特徴です。

Ledumの場合は傷口周辺が触れると冷たいが、咬まれた本人には冷たいという自覚がありません。患部を冷やすと痛みが好転します。患部は黒または青みを帯び、やがて緑色に変色してゆきます。

Apisの場合は咬まれた患部が赤く熱く腫れ上がります。冷やすと痛みが好転します。

マムシ対策にはApis200cとLachesis200c とLedum200cの小瓶をご準備下さい。

バイタルティッシュソルトはKp6x.Nm6xを各20粒ずつホットでリピートして下さい。

またクレイ飲用とクレイ湿布を行うとさらに良いでしょう。リカバリープラスまたはエマージェンシーエッセンスをクレイペーストに混ぜて服用や湿布を行うことで相乗効果が期待できます。

大本教の教団誌に、マムシに咬まれた信者が「おつち」(大本の聖地から掘り出されるクレイの一種)を水に溶いて患部に塗り、「天の数歌」を繰り返し唱えたところ、咬傷からブクブクと泡のようなものが出できて排毒され、それきり治ってしまったというエピソードが掲載されていたのを読んだことがあります。

レメディやクレイ以外の一般的な対処法として下記を覚えておくと良いでしょう。

咬まれた傷口よりも心臓に近い部分を幅のある布やタオルなどで、可能なら複数箇所きつくなりすぎない程度に縛ります。きつく縛りすぎるとそこから末梢部位に血液が流れなくなって細胞壊死を起こす危険性があります。

◎傷口から毒を吸い出して下さい。口で吸い出すか、毒蜂用の吸引器を用います。

急いで動くと血行が活発になって毒が循環しやすくなりますので、慌てずにゆっくりと動いて下さい。

医学的には咬まれてから6時間以内に血清を注射することが好ましいとされています。

◎死亡率は0. 5~1%程度で、死亡例の多くは咬まれてから3~4日後に亡くなるそうです。


私は以前、山奥でマムシに足を咬まれ、病院に行けないため大腿部を数ヶ所縛って傷口を山刀で切り開き、毒血を吸い出して一週間ほど野宿したあと自力で自宅に生還したという元猟師の方の体験談を聞いたことがあります。その後1ヶ月くらい微熱が続いて寝たり起きたりだったそうですが、やがて健康を回復し、その話を聞いた時その人は80歳を超えていました。

マムシに咬まれたら血清を打たなければ死ぬと思い込まされていたので、「なあんだ、咬まれても死なないんだ」と思ったものです。

むしろ血清によってアナフィラキシーショックを起こす可能性がありますが、その場合はApis200cとエマージェンシーエッセンスまたはリカバリープラスを交互にリピートして下さい。


縁があればマムシのレメディを作りたいと考えています。


日本にはマムシのレメディを必要とする方がたくさんいらっしゃるので。