●アレルギーと肝臓
アレルギーや花粉症はヒスタミンの分泌によって起こります。 肝臓が毒素や脂肪組織で詰まるとアレルギー反応を中和するために抗ヒスタミン物質を生成できなくなります。
肝臓を浄化すればアレルギーや花粉症は治癒するでしょう。
●放射性物質と肝臓
東京電力株式会社が引き起こした福島第一原子力発電所の大事故によって環境中に放出された大量の放射性物質は、呼吸と飲食を通じて私たちの体内に取り込まれ、恐ろしい内部被曝を引き起こしますが、特に重要な解毒臓器である肝臓にはセシウム137(生物学的半減期2~110日)、プルトニウム239(生物学的半減期20年)、ストロンチウム90(生物学的半減期50年)、キュリウム242(生物学的半減期50年)、セリウム144(生物学的半減期9.6年)などの核種が蓄積されますので、これまで以上にアレルギーが起こりやすくなると同時に、肝臓のデトックスの重要性が増すことは言うまでもありません。
●花粉症とクレイセラピー
クレイ(粘土)は消化器系の機能を刺激するだけでなく、アレルギーや花粉症を効果的に治療することができる優れたデトックスツールです。
クレイの吸着効果は、場合によっては即効性があります。
クレイの吸着性によって、異物であるアレルゲンが血球と結合する前に素早く中和されてアレルギー反応を防がれるのです。
放射性物質を含んだ花粉を吸着して排出しますので、内部被曝も防止することができます。
◎内部被曝の浄化法②(クレイの服用)
http://himorogian.jp/tayori/2011/05/post-65.html#sixapart-standard
◎クレイの服用による内部被曝除染効果
http://himorogian.jp/tayori/2011/10/post-95.html#sixapart-standard
加えて、捕まえきれなかったアレルゲンが放出させたヒスタミンも素早く吸着することができます。水に溶けやすいアレルゲンはクレイの強い親和性によって捕捉されるのです。
肝臓が比較的元気ならクレイを摂取すると直ちに花粉症が改善する場合もありますが、すぐに効果が現れないようなケースでは肝臓が汚染のために弱っているので、効果が現れるまで根気よく摂取を継続する必要があります。
●クレイの使用法
一晩水に浸けたティースプーン1杯の国産クレイ(モンモリオナイト)にミカンまたはリンゴのストレート果汁を混ぜて毎日1回空腹時に飲みましょう。
クレイは非金属製の陶器やガラス製の容器の中で、非金属製のスプーンなどを用いて軟水と混ぜ合わせて下さい。
クレイを服用した日は水分を多く摂取することが肝要です。
クレイの飲用とホメオパシー・バイオケミカル療法・フラワーエッセンスなどを併用するとより浄化が促進されて効果的です。
日本の現行法において食品やサプリメントとしての許認可を受けたクレイはありませんが、ひもろぎ庵が推薦する国産クレイは安全性と効果に実績がありますので、自己責任においてセルフケアに活用していただければ幸いです。
◎国産クレイの放射能測定結果について
http://himorogian.jp/tayori/2011/11/post-105.html#sixapart-standard
下山田吉成
※ひもろぎ庵だより(2010年2月10日)の記事を加筆訂正したコラム(2011年2月2日)に更に加筆しました。