よくある質問 Q&A

ホメオパシーについて

Q ホメオパシーとバイタルティッシュソルトを併用している場合、ホメオパシーの10M・50M・CM・MMなどの高ポテンシーの作用が、バイタルティッシュソルトのような低ポテンシーのレメディに対する生命の感受性を損なうことはないのでしょうか?
あるいは高ポテンシーの服用によって、治癒できないような生命の混乱を招くことはないのでしょうか?
A ホメオパシーのレメディの希釈度合いをポテンシーと呼びますが、この希釈度合いが高い高ポテンシーのレメディと、希釈度合いの低いバイタルティッシュソルトのような低ポテンシーのレメディとの関係は、喩えて言うならばラジオ放送の周波数の違いのようなものです。
FM放送とAM放送の周波数はかなり異なるため、同じ空間に両方の電波が同時に存在しても混信することがないように、高ポテンシーと低ポテンシーの作用は互いに干渉し合うことなく共存することが可能です。
この共存は無条件という訳にはいきませんが、ある一定のルールを守る限りそれぞれのレメディの働きを損なうことはありません。
ホメオパシーにおける高ポテンシーのレメディは強力なエネルギーを帯びていますので、使い方を誤れば生命に混乱を引き起こし、場合によっては治癒し難い根深い問題に発展することもあります。
このことを理解しているホメオパスは、用いるレメディのポテンシーが高いほど慎重になるものです。
現在、高ポテンシーのレメディを乱用する似非ホメオパシーが日本中を席巻しており、間違ったホメオパシーによる医原病=ホメオパシー病に侵されている方がたくさんいらっしゃいます。
ホメオパシー病の特徴のひとつは、あまりにも多くの不要な高ポテンシーのレメディを飲み過ぎたために、生命エネルギーシステムが破壊され、治癒的な刺激に対する感受性が鈍化していることが挙げられます。
こうなると本来効くはずのレメディを飲んでも反応せず、治癒が起きなくなってしまいます。
日本人は世界一クスリが大好きな薬物嗜好民族であるため、必要最小限のレメディを1回〜数回だけ服用するというホメオパシーの原則を理解することができないようです。
レメディを乱用する治療法は、ホメオパシーに似て非なる嗜癖の一種であり、たくさんの病人を生み出す危険な薬物中毒(ホメオパシー病)の温床です。
Q 息子の幼稚園でおたふくが流行しはじめました。
息子は予防接種をしていないので、うつる可能性があるのですが、おたふく風邪用に持っていた方が良いレメディはありますか?
A おたふく風邪は子供の時に感染することで、先祖から受け継いだある種の遺伝毒(マヤズム)をデトックスすると共に、生殖器系の健全な発育を促す働きがあります。
感染した場合に必要になる可能性が高いレメディの主なものを列挙します。
Acon30c.200c
Bell30c.200c
Puls30c.200c
Rhus-t30c.200c
Parotidinum30c

ティッシュソルトは基本12種類の他に補足成分の
Calc12x
Hep12x
Kali-bi12x
があれば万全でしょう。

伝染病や感染症につきましてはノソードと呼ばれる病原体から作られたレメディが役に立ちますので、今後起こりうるさまざまな伝染病の流行に備えておくと良いでしょう。
ノソードについてノソード・リスト
Q 今日そちらで治療を受けたのですが、帰宅してから顔が赤くなって頭痛がします。
これはホメオパシーやカイロプラクティックの影響でしょうか?
あまりにもつらいので、鎮痛剤や解熱剤などのお薬を飲んでは駄目でしょうか?
A 治療直後に起きたことから考えて、治癒反応だと思います。
つまり、本質的に体が健康に向かって変化している最中ですので、薬を飲んでしまうとせっかくの治療が台無しになるばかりか、解放しようとした症状を薬物で押さえ込んでしまうため、治療前よりも健康から遠ざかってしまう可能性があります。
こういう場合はリカバリーレメディを水や飲み物に混ぜて頻繁に服用することをお勧めします。
いくら飲んでも構いません。
起きている症状が好転反応ならば、1日〜数日で消えてゆきますので心配ありません。
もし明日になっても症状がつらい場合は再度ご相談下さい。
このような場合に備えて、汎用性のある治癒力を活性化するレメディ、AUWA2やAUWA3をお持ちになることをお勧めします。
レメディのツボ貼付による経絡治療
レメディのツボ貼付による経絡治療(2)
AUWA3の効果的使用法
これらはレメディ販売店で取り扱っています。
お大事に。
Q スターオブベツレヘム6cや30cの利用方法を教えて下さい。
A スターオブベツレヘム6cや30cの養生的使用法は、3〜5日間連用したら5〜7日間のインターバルを空けるというパターンを繰り返すのが標準的です。
インターバル期間中にフラワーエッセンスのスターオブベツレヘムを服用するとより相乗効果が期待できるでしょう。
このプログラムは、過去に心身に受けたトラウマやショックの影響で、生命が治療や治癒的刺激に対する感受性を喪失または鈍化させている場合などに最適です。
3〜7クール反復後に、心身の状態を再評価して次の治療に進んで下さい。
Q RCを飲み始めた場合、他のレメディ(風邪をひいたときのアコナイトなど)はとらない方がよいのでしょうか?
A 何事もない日常においてRCを定期的に服用し、風邪などの急性症が起きた場合はRCを中断して急性症用のレメディを服用し、急性症が治ったらまたRCを再開して下さい。
Q もうすぐ1歳になる授乳中の子どもに対して、私がRCを飲むことで効果が出るでしょうか?それとも、子供にも別に1粒飲ませたほうがよいでしょうか? (母乳への放射能の影響も気になっています…)
A 現状においてはそれぞれ個別に飲まれると良いでしょう。
Q RC30cの飲む量は大人も子供も同じですか?
A はい、同じです。大人も子供も1回に1粒ずつ飲んで下さい。
Q レメディを歯磨きの後に飲むのはあまり良くないときいたのですが、歯磨きの前ならよいのでしょうか?
A 夜の歯磨きの後に飲むのは歯の衛生上あまり良くないので、歯磨き前に服用して下さい。
Q レメディーの服用するタイミングについての質問なのですが、症状の出始め(喉に違和感があるなど)に服用するのと、明らかな症状(痛み、咳、たん、鼻水など)が出てから服用するのと、どちらがよいのでしょうか?
A 病の症状は進行すればするほど治りにくくなるので、早期発見・初期治療が重要です。 レメディーを服用するタイミングは早ければ早いほど良いのですが、正確でなければ無効または有害な反応を起こす場合がありますので注意が必要です。
わかりやすい使い方の一例として、炎症反応の初期症状(顔が赤い、熱っぽい、喉の違和感、悪寒、頭痛、チクチクまたはヒリヒリする、鼻・喉・耳・目・気管支・胃・腸・膀胱などの炎症の初期)にAconite30cを服用する方法があげられます。
この処方は汎用性があり、病名がわからなくとも有効ですので、ぜひ身につけて下さい。 Ferr-p(リン酸鉄)は炎症の第1段階(初期)に適合するバイタルティッシュソルトですので、Aconiteと同じタイミングで用いることが可能です。 Aconiteと交互にリピートすることで相乗効果が期待できるでしょう。
Q ずっと服用してきた放射線障害対策のレメディがなくなりました。
今後もいままでと変わらず大人も子供も同じ内容・服用量で良いでしょうか?
現在おすすめのアイテムと量をご指示下さい。
A 福島第一原発からの放射性物質の排出量は減少しましたが、環境中に蓄積された放射性物質による汚染と食料の汚染が常態化したことで、人々の内部被曝は一層進行し、放射性物質や放射線に対する感受性の個体差が顕著になってきているため、必要なレメディ類の内容も個人差を考慮する必要性が高まっています。
放射線障害に汎用性のあるレメディよりも、個人の状態にマッチするレメディの方がより効果的であることは言うまでもありません。
個人に必要な選択するためにはセッションが必要になります。
以上のことをご理解いただいた上で、放射線障害対策に汎用性のあるレメディの使用については、下記を現時点における一般論としてご参考にされて下さい。

◎RC30cを使用している方は1週間に1粒
◎RC200cを使用している方は10日に1粒
◎バイタルティッシュソルト
子供はKali-i6x.Cp12x.Sil12x.Fp12xを1日3回各3粒ずつ
・コンビネーションボトル(液体)ならば1日3回各4滴ずつ
・コンビネーションボトル(砂糖粒)ならば1日3回各4粒ずつ

大人は個人差が大きいので汎用性のあるコンビネーションは提示できません。
ブログ「ひもろぎ庵便り」
やバイタルティッシュソルトの書籍などを参考にご自分で選択されるか、健康相談
にお申し込み下さい。

フラワーエッセンスはエレクトロ・エッセンスをこれまで通りご使用下さい。
Q ノソードの選択は予防したい病気のノソードをピンポイントでセレクトするのですか?
A 今後流行や感染が予想される病原体のうち、出来ればかかりたくない、あるいは感染すると厄介なものについてノソードをお持ちになることをおすすめします。
下記を参考にして下さい。
伝染病や感染症に関するノソードについて

伝染病や感染症に関するノソード・リスト

Q 時期的に気になるのは、インフルエンザ、ノロやロタ、溶連菌、などですが、その他子供がいる家庭にあると便利なものがあれば教えてください。
A ノソード・リストから下記をおすすめしますのでご検討下さい。

●Adeno virus30c
(あでのうぃるす)
アデノウィルス・ノソード
【アデノウイルスが引き起こす代表的な3つの症状】
☆咽頭炎(のどの腫れと痛み)
☆結膜炎(目の充血・目やに)
☆高熱(38度〜40度)

●Encephalitis 30c
(えんせふぁりてぃす)
脳炎ウィルス・ノソード

●H1N1(30x・60x)
豚インフルエンザ ウィルス・ノソード

●H5N1(30x・60x)
鳥インフルエンザ ウィルス・ノソード

●H5N1 30c
鳥インフルエンザ ウィルス・ノソード

●Haemolytic strept 30c
(へもりてぃっく すとれぷと)
溶連菌ノソード

●Haemophilus influenza 30c.200c
(へもふぃるす いんふるえんざ)
インフルエンザ菌(Hibワクチンの対象菌)ノソード

●influenzinum 30cおよび200c
(いんふるえんざいなむ)
季節性インフルエンザ(A型及びB型)ウィルス・ノソード

●Morbillinum 30c
(もるびらいなむ)
麻疹(はしか)ウィルス・ノソード

●Mycoplasma pneumonia 30c
(まいこぷらずま にゅうもにあ)
マイコプラズマ ニューモニア・ノソード

●Parotidinum 30c
(ぱろてぃだいなむ)
耳下腺炎(おたふく風邪)ウィルス・ノソード

●Pertussin 30c
(ぺるとぅっしん)
百日咳菌ノソード

●Rota virus 113 30c
(ろた うぃるす)
ロタウィルス 113 ノソード

●Rota virus 87 30c
(ろた うぃるす)
ロタウィルス 87 ノソード

●Rubella 30c
(るべら)
風疹ウィルス・ノソード

●Varicella 30c
(ばりせら)
水痘ウィルス・ノソード

東京電力・福島第1原子力発電所の大事故により放出された放射能の汚染に起因する免疫力低下のため、以前よりも多くの流行病が蔓延していますので、必要になるノソードの種類も増加しています。
Q DPTの追加接種は受けていません。これに代わる予防対策として、ジフテリア、百日咳、破傷風のノソードであっていますか?
A 合っています。
また、DPTを一度でも接種したことがあるなら、DPTワクチンのレメディによる解毒をしておいた方が良いでしょう。
Q DPTの予防接種は2歳までに済ませるのが通例になっていますが、同時期までにノソードとしてDPTを飲ませておく必要はあるのでしょうか?
A 必ずしもその必要はありません。
Q それともそれらの病が流行った時など、必要な時に使用すれば大丈夫なのですか?
A そうです。
Q 飲ませるタイミングを教えてください。
A 当該疾病が居住地の近辺で流行し始めた時に服用を開始し、流行が終息するまで継続して下さい。服用頻度は3〜6日おきに1粒ずつ摂取することをお勧めします。特定の個人に合う服用頻度については、ホメオパスに相談して下さい。
Q インフルエンザ・ウイルスは多種あるので、セレクトのアドバイスをお願いします。
A Influenzinumがオールマイティーですので、30cおよび200cをお持ちになると良いでしょう。
Q エインズワース社の家庭用ホメオパシーキットも持っていますが、その中にあるゲルセニウムはインフルエンザにも効くと書かれています。これを使用する場面とノソードを使用する場面の違いについても教えてください。
A Gelsの症状像とよく似た症状を引き起こすインフルエンザが流行し始めた場合はGelsが予防に役立つでしょう。
インフルエンザの症状がGelsとは異なる場合はInfluenzinumを使用して下さい。
また、Gelsとinfluenzinumを間を空けて交互にリピートする予防方法もあります。
豚インフルエンザH1N1ウイルスや鳥インフルエンザH5N1ウイルスが流行した場合は、それぞれのノソードを用いて下さい。
インフルエンザ対策については下記コラムを参考にして下さい。

Q バイタルティッシュソルトのコンビネーションにもノソードと同様の病名がついているものがありますが、効果や使用方法についてノソードとの違いなどがあれば教えてください。
A コラムに書かれているように、ノソードは主に感染症の予防に用いられ、バイタルティッシュソルトは主に感染した場合の治療に用いられます。
また、これまでの臨床経験によってノソードとバイタルティッシュソルトを補完的に併用することで、予防や治療がより効果的になることがわかっています。
Q 主人は喘息、アトピー持ちです。普段は落ち着いていますが、症状は体調やストレスの状況で時々出てきます。その時はステロイド剤や吸入剤を使用しています。
本人もバイタルティッシュソルトやホメオパシーなどを使った治療に多少理解はあるのですが、なかなか実践には至らず…です。長期的に薬を使ってきた彼でも、発作の時にバイタルティッシュソルトやホメオパシーは効果があるでしょうか?
A 効果は期待できますが、このようなケースにおけるホメオパシーによるセルフケアや素人療法は危険ですのでおすすめしません。ステロイドや気管支拡張剤の継続的使用は考えられているよりもはるかに深刻に生命を蝕んでいますので、レメディの選択を誤った場合の悪化や、レメディが的中した場合の好転反応などが強く現れる可能性が高いため、治療には高度な知識と豊富な経験に基づく細心の注意が必要です。
ご主人が喘息発作に対してレメディによるケアを安全に行うためには、日頃からホメオパシー治療を受診して一定の健康基盤を構築しておく必要があります。
Q 本人もできることなら余り薬に頼りたくないようなのですが、発作は辛いのですぐに吸入剤を使ってしまいます。本来ならば一度受診して治療を受けるのが一番なのですが…
もし、発作や急性症状に対応できる、手元にあるとよいホメオパシーやバイタルティッシュソルトのコンビネーションがあれば教えてください。
A 個別性に基づいて個人に処方されるレメディが最も効果的ではありますが、それは個別のセッションによってのみ発見しうるものです。
ここでは安全で汎用性のある、バイタルティッシュソルトとフラワーエッセンスおよびツボを用いる喘息発作対策について書かれた記事をご紹介します。
Q 私は自分の母乳でレメディを作って頂きました。いただく際に一応説明は受けましたが、いまいち使いこなせてなく…
30cと6cの具体的な使い方(例えばですが、どんな肉体症状が出た時に使える…など)をもう一度教えていただけますか?
A 肉体症状としては、過食、吐き気(食べて好転する)(動いて好転する)、ゲップ、胃の膨張感、胸焼け、甘い物を欲する、チョコレートを欲する、酸っぱいもの嫌悪する、牛乳を飲むと悪化、月経前症候群(イライラ、一人になりたい、吐き気)、体のさまざまな部分のしびれ(特に足裏)、などが適応症です。
精神症状としては、一人になりたい、指しゃぶり、抱っこや抱擁を求める、見捨てられた感じ、孤独感、などが特徴的です。
肉体症状が主の場合は6cを、精神症状を伴う場合は30cを用いて下さい。
精神症状が一致している場合は、リストに書かれていない肉体症状であっても改善する可能性が高いです。