伝染病や感染症に関するノソードについて

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ホメオパシーにはノソード(Nosode)と呼ばれる病理組織や病原体などから作られたレメディがあり、病原体から作られたノソードはその病原体が引き起こすとされる疾患の予防・治療・後遺症のケアなどに用いられています。

例えば新型インフルエンザH1N1型やH5N1型のノソードはそれぞれのウイルスが引き起こす新型インフルエンザの予防・治療・後遺症のケアに効果があります。

ノソードによる伝染病の予防効果(予防確率)は疾病や使用者によってケース・バイ・ケースですが、私の経験上インフルエンザに関しては予防接種よりも良い結果が出ています。(そもそもインフルエンザ・ワクチンの実際の予防効果は定説よりもかなり低いため比べても意味はないのですが...)

またノソードによる予防をしていて罹患した場合は、予防をせずに罹った場合に比べて明らかに症状が軽い傾向があります。
(予防接種を受けた患者がインフルエンザに罹った場合に医師が同様のコメントをすることがありますが、これには医学的根拠が全くありません。)

病原体から作られたノソードの使用目的の第1は流行病や感染症の予防であり、第2は罹患した患者の治療において他の類似レメディが無効な場合に用いることで、第3は感染症の治癒後に残った後遺症の治療に役立てることです。

これらの使い方はホメオパシー(類似療法)ではなくアイソパシー(同種療法)と呼ばれる同種の原因物質から作られたレメディを用いる治療法の範疇に含まれます。

ノソードは30cを用いるのが一般的ですが、専門的な臨床においては必要に応じて様々なポテンシーが使われます。

また福島第一原子力発電所の大事故により環境中に放出され続けている大量の致死的放射性物質が、内部被曝を通じてほとんど全ての日本人の免疫力を著しく低下させています。このため昨今の感染症は重症化傾向を強めており、ノソードの200cを必要とする場合が増えています。

ノソードには実にたくさんの種類がありますが、次項ノソード・リストでご紹介するレメディをお手元に備えておくといざという時に便利です。


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◎心と体の治療院
ひもろぎ庵 事務局
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