2013年1月アーカイブ

「高萩治療院」
茨城県高萩市大字上手綱466
(JR常磐線高萩駅下車バス20分)


●13年ぶりの復活

私が約20年前に郷里の高萩市で開院し、2000年のひもろぎ庵開業に伴って休眠していた高萩治療院をこの度13年ぶりに復活させることにしました。


●「死の町」高萩市

高萩市は茨城県北部の太平洋に面した小さな町で、私の実家は福島第1原発から約78km南に位置するため、2011年3月の原発事故によって東京よりもひどい放射能汚染を被っています。

その上、市内の山間地にフクシマ由来の高濃度放射性物質に汚染された焼却灰や汚泥などの「指定廃棄物」の最終処分場を作る計画が持ち上がり、私が約25年住み暮らしたこの世でたった1つの故郷は恒久的な「死の町」になろうとしています。


●汚染地域の人々は安全な地域へ移住を

私は原発事故勃発当初から未曾有の放射能汚染を予想しており、福島県・宮城県および関東地方は人間が居住不可能になると考えていましたが、予想以上にひどい放射能汚染が次第に明るみになるにつれ、汚染地域の人々が安全な場所に避難することの重要性を改めて痛感しています。


●大丈夫と言える日本人は存在しない

当初は「効果的な治療や養生を行えば、ある程度までの放射線被曝であれば何とかはね返せるかもしれない」と考えていた時期もありましたが、今は安全圏とされるエリアに居住している人々でも、原発事故当初の大量の放射性物質の体内蓄積や、汚染された大気や飲食物によって長期的に持続する低線量の内部被曝のリスクが高いため、誰一人として大丈夫と言える日本人は存在しないと考えています。


●被曝地域へのサポートは安全デマを助長?

そんな状況の中、放射能汚染地域に居住する方々を自然療法的にサポートすることは、国やマスコミが流布する犯罪的な安全デマを助長し、「レメディを飲んで放射能をデトックスすれば、ここに住んでいても大丈夫」「自然治癒力を活性化すれば放射能なんか怖くない」などという『とんでもない誤解』を生む恐れがあったため躊躇してきた経緯があります。

世界で唯一原爆投下を受けた歴史を持つ日本国民のほとんどは、政府やマスメディアの徹底した安全デマに洗脳された結果、放射能についてあまりに無知であり、フクシマの原発事故によってとてつもない被曝を受けているにもかかわらず思考停止して経済活動を優先する愚民に成り下がっています。放射能をナメ過ぎた報いは、どれだけ後悔しても贖うことの出来ない悲惨な未来を創出することでしょう。


●移住・マスク・放射能除去食

人類史上最悪の原発事故から2年が経過しようとしている現在、放射能によるさまざまな健康被害が悪化増大しており、改めて高線量汚染地域住民の安全な地域への移住を求めるとともに呼吸と飲食による放射性物質の体内摂取をできる限り避けるよう全ての日本人に注意を喚起するものです。


●爪上の土

その上で、移住や避難をしたくてもどうしても出来ない理由があって不本意ながら汚染地域にとどまっている方々の中で、ひもろぎ庵が提供する自然療法による治療を希望する方がたとえ限定的であったとしても健康回復への可能性を最大限に追求したいと望んでいるのであれば合力することを決意しました。そのような、爪甲の上に載る土と同じくらい希少な存在である方々との出会いを楽しみにしています。


●「浄化の時代」を生きる

また、放射能に汚染された高萩市の実家で老後を過ごしている年老いた両親に対しても出来る限りのケアをしたいという思いがあり、定期的に高萩に通うことにしました。

2012年末に原発事故後初めて帰省した際には、たった一晩の滞在だったにもかかわらず治りかけていた風邪が一気に悪化し、翌日から10日間も寝込んでしまい、ようやく起き出したここ1週間もまだ完調とは言えないほどダメージを受けてしまいました。こんなにひどい風邪をひいたことは記憶にありません。

高萩市程度の線量でこんなにやられてしまうとは......、事故直後にフクシマでの支援活動や放射性物質のレメディを作るためのサンプル採取を計画した際、何度「易」を立てても悪い卦しか出なかった理由がわかりました。少なくとも代々ガン家系の私にとっては、大きなリスクがあったということです。


●たとえ無意味だとしても

「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。」

ガンジー



これからも自分の心身を鏡にして「浄化の時代」を生き抜いてゆきたいと願うものです。

下山田吉成



セッションセミナーの日程につきましては、ひもろぎ庵のホームページをご覧下さい。


※場所や交通アクセスおよびご予約に関するお問い合わせは、「ひもろぎ庵」info@himorogian.jpまでお願いします。

【ひもろぎ庵の定期セッション&セミナー会場についてのご案内:その4】


●「Mana-loa」
千葉県浦安市 明海1-3-1
(JR京葉線武蔵野線新浦安駅下車バス15分)
http://www.mana-loa.jp/


Mana-loaの佐藤真理さん・佐藤朋子さん親子とは、かれこれ10年ほど前にハーネマンアカデミーで開講していたバッチフラワーヒーリングのセルフケアコースでお会いして以来のお付き合いですが、お二人はバッチフラワーヒーリングとトランスフォーメーションゲームを組み合わせた相乗的カウンセリングを展開しつつ、近年は毎年夏至にハワイでオリジナルのフラワーエッセンスをプロデュースするなど、活躍目覚ましいものがあります。

昨年から始動した「おっぱいプロジェクト」は、母乳のレメディが持つ潜在的重要性についてインスピレーションを受けたお二人の発案で、5月6日蠍座の満月(スーパームーン)の日に採取された母乳を金環日蝕の5月21日にひもろぎ庵においてポテンタイゼーションしたレメディを用いて展開されています。
http://himorogian.jp/tayori/2012/08/post-174.html

今月からMana-loaでスタートするLac freedomプロジェクトはバイオケミカル療法と母乳レメディを中心とするポリクレストな上薬レメディによって構成される心身のトータルヒーリングを提唱する初めての試みです。

セッションセミナーの日程につきましては、ひもろぎ庵のホームページをご覧下さい。


※場所や交通アクセスおよびご予約に関するお問い合わせは、「ひもろぎ庵」info@himorogian.jpまでお願いします。
●自主学校【遊】
国立市中3-11-2
(JR国立駅下車南口徒歩20分・バス5分:3つ目の停留所⇒国立高校前下車)
http://www.k-fantasista.com/contents/yuu.html

自主学校【遊】は、人にとって大切なことを学ぶために独自のプログラムで授業を行っています。

この度、校長先生のご厚意で学校が休みの日に教室をセッションやセミナーの会場として貸していただけることになりました。

一昨年まで娘が学んでいたシュタイナー教育の雰囲気も漂う
不思議な空間で、治療や講義をすることが楽しみです。

セッションセミナーの日程につきましては、ひもろぎ庵のホームページをご覧下さい。


※場所や交通アクセスおよびご予約に関するお問い合わせは、「ひもろぎ庵」info@himorogian.jpまでお願いします。


「ひもろぎ庵」
岡山県岡山市北区建部町(JR津山線金川駅または建部駅下車)


ひもろぎ庵は西暦2013年元旦から活動の拠点を関東から吉備の国・岡山へ移転しました。

新天地は建部(たけべ⇒日本武尊=倭建命=ヤマトタケルノミコトを奉祭する軍事集団)や土師(はじ⇒古代に埴輪や土器を焼いていた職人)など古代の職業集団を意味する地名が残る古い歴史のある地域です。また、車で約10分の山上には素盞嗚尊が八岐大蛇を斬った布都御魂(=十握剣)を祀ったことによって創始されたと言われる石上布都魂神社の巨大な磐座があります。

石上(いそのかみ)とは古事記の五十神(いそかみ)ひいては五十の言霊を象徴する大切なキーワードですが、さらに石上布都魂神社は「ひふみ祝詞」や「十種神宝」を伝承する石上神宮の元宮であることから、当地は古神道の重要な聖地だということがわかってきました。

原発事故が起きて放射能汚染から避難するために関東を離れ、津山を経てこの地にたどり着いたことの背後には、何か目に見えない力の導きを感じずにはおれません。

人間よりも猪の数が多いと云われる限界集落の中で、古より湧き出る神気をいただきながら自然農と自然療法を営んでゆきたいと願っています。


セッションセミナーの日程につきましては、ひもろぎ庵のホームページをご覧下さい。


※場所や交通アクセスおよびご予約に関するお問い合わせは、「ひもろぎ庵」info@himorogian.jpまでお願いします。

※JR津山線の金川駅または建部駅からの送迎が可能です。建部駅&福渡駅より中鉄バスもご利用いただけます。http://www.chutetsu-bus.co.jp/rosen/mitsu/04ogura.pdf

●公開セミナー

2013年1月26日(土)10:00~17:30

『ミネラル』自然療法セミナー

主催:Mana-loa


●東京で個人レッスンが可能な日程

1月20日18:00以降
1月23日18:00以降
1月24日09:00~13:00

※ひもろぎ庵の岡山
移転に伴い、首都圏での講座やセミナーは毎月後半の約1週間の中で開講いたしますので、ご希望の方は月間予定表をご確認の上お申し込みください。


ひもろぎ庵主催のセミナーのシステムは下記のように変更されています。


●セミナー・講座に関するシステムの変更について

http://himorogian.jp/tayori/2012/05/post-156.html

ひもろぎ庵ではこれまで自然療法の教育・普及活動を続けてまいりましたが、今後はセミナーや講座の運営システムを下記のように変更いたしますのでご了承下さい。

(1)ひもろぎ庵が主催するセミナーや講座は原則として個人レッスンとします。
ただし、家族や友人知己が複数同時受講しても構いません。

(2)セミナーや講座の日程は、受講生と講師の間で都合に合わせて調整するものとします。

(3)該当するセミナーは下記の通りです。

◎バッチフラワーヒーリングSCC

◎バイオケミカル療法SCC

◎ホメオパシーSCC

◎ナチュラル セルフケア セミナー

◎ホメオパス養成コース

◎バッチフラワーヒーリング・プラクティショナー養成コース

◎放射能・セルフデトックスセミナー

◎クレイ療法セミナー

◎紫微斗数セミナー

◎自然療法概論セミナー


(4)4人以上の参加者が集まれば出張セミナーが可能ですのでご相談下さい。

(5)各セミナーの内容・カリキュラム・受講料などについては、それぞれの募集要項をご覧下さい。


個人レッスンを中心に開講することで、受講生お一人お一人の個性やニーズに合わせたレクチャーが可能になります。

地球上のあらゆる生命が危機に瀕している現在、生命の理に則った自然療法が担う使命は大きなものがあります。

苦難の時代を生き抜いて子孫に健やかな未来を残すためには、人類が自然生命の本質に目覚めなければなりません。

自然療法の学びを通して健康に生きるための知識と技術を習得することは、「いのち」への正しい理解と生命本能を自らの中に目覚めさせるきっかけとなるでしょう。

森羅万象に内在する八百万の神々は、私たち一人一人の中にも存在しています。
内的な自然治癒力を呼び覚ますことによって真の健康を獲得する過程は、自らの内なる岩戸を開けて内的な神(真我)と出会うための旅へとつながってゆきます。


2013年1月12日
ひもろぎ庵主

下山田吉成

ひもろぎ庵は西暦2012年末に活動の拠点を関東から吉備の国・岡山へ移転しました。
今後は山陽での活動が中心になりますが、関東でのセッションとセミナーも下記の通り継続いたします。セッションセミナーの日程につきましては、ひもろぎ庵のホームページをご覧下さい。

場所や交通アクセスおよびご予約に関するお問い合わせは、「ひもろぎ庵」info@himorogian.jpまでお願いします。


●「ひもろぎ庵」 詳細
岡山県岡山市北区建部町
(JR津山線金川駅または建部駅下車)


●「石原オステオパシーオフィス」 詳細
東京都新宿区下宮比町2-28飯田橋ハイタウン831号室
(JR飯田橋駅下車東口徒歩2分)
地図・PC用はこちら
地図・携帯用はこちら

※セッションのみ


●自主学校【遊】詳細
国立市中3-11-2
(JR国立駅下車南口徒歩20分・バス5分:3つ目の停留所⇒国立高校前下車)
http://www.k-fantasista.com/contents/yuu.html

●「Mana-loa」詳細
千葉県浦安市 明海1-3-1
(JR京葉線武蔵野線新浦安駅下車バス15分)
http://www.mana-loa.jp/

●「高萩治療院」詳細
茨城県高萩市大字上手綱466
(JR常磐線高萩駅下車バス20分)