リン酸カルシウム(Cp)の効用

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リン酸カルシウム(Calcarea-phosphorica=Calc-phos=Cp)は骨組織の最も重要な構成要素です。

人体中に最も多く含まれる生命組織塩(バイタルティッシュソルト)です。

カルシウムの99%、リン酸の85%は骨や歯の中にあります。

歯の象牙質(内部)を形成し、血液中のタンパク質や細胞の構成を担い、酸の中和作用によって血液の酸塩基平衡(ph値)を保つ働きがあります。


◎リン酸カルシウム(Cp)の欠乏症状

・成長期の骨格の発育異常

・脊柱側湾症

・体が小さい

・成長が遅い

・骨や歯がもろい

・骨粗鬆症

・骨形成の遅延

・成長痛

・乳歯の生えはじめの問題(遅延、生え方の異常、歯生期の咳や下痢など)

・歯が透けて見える

・歯の先端の色が薄い

・虫歯の進行が早い

・爪に白いシミがある

・腺やリンパ節の腫脹

・睡眠障害

・牛乳アレルギー

・あらゆる種類のアレルギー

・じんましん

・貧血

・急激な疲労感

・神経衰弱、精神的疲労

・再発性呼吸器感染症

・出血傾向(鼻血など)

・白血病

・過労による頭痛

・激しい咳き込み

・関節炎

・慢性扁桃腺炎

・四肢の痺れ

・タンパク尿

・神経痛

・痙攣、引きつけ、麻痺(Mag-pと共に)

・放射能の悪影響を受けやすい


◎悪化要因

寒さ、湿気、天候の変化、コーヒー、タバコ、牛乳、リンゴジュース、食後、妊娠、便秘、知的な活動、安静時、夜、放射線被曝


◎好転要因

暖かさ、乾燥、夏、休息、横臥、食事、とても熱い風呂


◎リン酸カルシウムが欠乏すると、ケチャップ・マスタード・薫製肉(ベーコン、サラミ、ハム)・塩辛い物への欲求が高まる。

◎魚・甘い物・アイスクリーム・酢・肉・牛乳・味の濃い料理などを好む。


◎舌象:厚くて白い舌苔、甘い味覚、ざらざらした感覚(緊急時)

◎分泌物⇒ジクジクして白い生卵の白身のよう

◎顔⇒ろうのように青白い

 

《放射線被曝への効果》

◎リン酸カルシウム(Cp)の欠乏症が、今日問題となっている放射線障害によって引き起こされる代表的な症状のいくつかと一致するのは、大規模な放射能汚染によって人々の内部被曝が進行し、リン酸カルシウム不足が常態化してきたことを表していると考えられます。

◎異常な放射線被曝が日常的になっている状況では、通常よりも多くのリン酸カルシウムが必要とされます。

◎カルシウムとストロンチウムの関係

元素周期表でカルシウムとストロンチウムは同じ2族の上下関係にあります。つまり、これら2つは同族元素で性質が極めて似ており、電子殻の最外殻の電子数が同じです。従って人間の体はカルシウムとストロンチウム90を区別できず、カルシウムの代わりにストロンチウム90を骨に蓄積してしまう恐れがあります。

骨にストロンチウム90が蓄積されると、生物学的半減期が約50年と長いため、そこで一生にわたって放射線(β線)を出し続けます。
このため骨腫瘍(骨ガン)や白血病(骨髄の造血細胞が至近距離で被曝することによる)を発症する可能性が高くなります。
また顎の骨にストロンチウム90が蓄積された場合は、痛みを伴わずに歯が抜け落ちてゆく症状が多発します。

カルシウムが不足している体にストロンチウム90が入ってくると、体はストロンチウム90を吸収して骨や歯に蓄積してしまいます。
逆に言えば、カルシウムが十分に満たされている体には、ストロンチウム90が入り込む隙が少ないということになります。

カルシウムの吸収率は含有される食品によって異なりますが、他の栄養分や年齢・体質・健康状態・・食生活・服薬の有無などの要因によっても吸収率が異なってきます。


※摂取量=吸収量ではない!

これは全ての栄養素やバイオケミカル成分について言えることですが、「摂取量=吸収量」ではありませんので注意して下さい。
必要量を摂取しても、体が充分に吸収できなければ欠乏症になってしまいます。


※バイタルティッシュソルトのリン酸カルシウム(Cp)を服用することによって、食物からリン酸カルシウムを吸収する力や肉体に同化する力が活性化されます。その結果カルシウムの利用効率が高まり、栄養学で言われているほど多量のカルシウムは必要なくなります。


◎カルシウムとストロンチウムの吸収率

経口摂取されたカルシウムのうち吸収されるのは20%~50%程度で、ストロンチウムの吸収率はその半分の10%~25%くらいだと考えられますので、骨に移行するストロンチウムは、多い場合で摂取量の4分の1、通常は摂取量の1~2割程度です。


◎牛乳はモー毒(ミルク・ブルース)

ストロンチウム防護対策としてカルシウムを十分に摂取することが望まれますが、一般的に有望なカルシウム源とされる牛乳に含まれるカルシウムは、結果的にほとんど人体には吸収されず、むしろ代謝の過程で人体中のカルシウムを奪って出ていく「骨泥棒」であることが判明しています。

国民一人あたり日本人の4.5倍もの牛乳を飲んでいる世界一の牛乳消費国フィンランドは、骨粗鬆症発症率世界第2位であるという事実がそれを証明しています。

牛乳や乳製品には強酸性である動物性たんぱく質が多く含まれており、体は体液PHを弱アルカリ性に保つため、骨のカルシウムを使って中和しようとします。その結果、牛乳・乳製品・肉のような動物性たんぱく質が多い食品は、骨から多くのカルシウム分を喪失させてしまうのです。

また牛乳は花粉症、喘息、アトピー、じんましんなどの様々なアレルギー性疾患や、鼻炎・関節炎・吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの主な原因です。これらの炎症性の症状は、体が有害な異物を排除するために闘っているサインなのです。

牛乳だけでなく全ての乳製品や乳製品入りの加工食品の摂取をやめるだけで、たくさんの病気や症状が消失します。
逆に牛乳や乳製品の摂取をやめない限り、どんなに良い治療法や健康法を行っても治癒しない問題がたくさんあることを知る必要があります。
牛乳や乳製品をやめただけで花粉症が治癒する人は珍しくありません。

日本人は伝統的に牛乳や乳製品を摂取してこなかった関係で、乳糖分解酵素であるラクターゼの分泌量が少ないため、牛乳や乳製品をうまく消化できないという民族的な体質も牛乳による健康障害に追い討ちをかけています。

牛乳はさまざまなアレルギー性疾患の最大の元凶であるばかりでなく、別名「液体脂肪」(カロリーの49.6%が脂肪)と呼ばれるメタボリック飲料で、肥満・ガン(乳房、前立腺、大腸etc)・リンパ腫・糖尿病・心疾患・脳梗塞などの原因にもなります。

また牛乳や乳製品の日常的摂取は、頭痛・中耳炎・扁桃腺炎・白血病・慢性胃炎・貧血・乳汁分泌不足・冷え性・小児糖尿病・乳幼児突然死症候群・疝痛・腸管からの出血・極度の便秘などを引き起こします。

これらの問題に加えて、最強の発ガン性物質であるガゼイン(ミルクタンパク)をはじめ、何百種類もの環境ホルモンや有害物質(飽和脂肪、ダイオキシン、投与されたホルモン剤や抗生物質、餌に含まれる農薬・遺伝子操作作物の害毒、病原ウィルス・細菌など)が凝縮されたものが、「牛乳」と呼ばれる飲み物の正体なのです。

通常牛乳には殺菌処理が行われており、それを子牛に与えると死亡する場合があるそうです。
牛が飲むと死ぬようなものを人間が飲んで良いわけがありません。

また、牛乳をある一定量注射すると人間は死亡しますが、同じ量の味噌汁を注射しても死なないそうです。
注射して死ぬようなものを飲んで良いわけがありません。

牛乳が原因となる疾病の多くが、上記のリン酸カルシウム(Cp)の欠乏症と一致するのは偶然ではありません。
牛乳はリン酸カルシウム(Cp)の欠乏症を作り出す主要な原因の一つなのです。


◎牛乳の放射能汚染

以上のように従来の牛乳は百害あって一利もない毒物でしたが、そこに昨年から深刻な放射能汚染が加わったことによって、牛乳は超危険な複合汚染飲料にランクアップしたわけです。

牛乳に関しては、昨年からの暫定基準値200ベクレル/Kgが4月1日より50ベクレル/Kgに下がりましたが、基準値が今まで厳格に守られてきたという証拠はどこにもありませんし、仮に遵守されてきたとしても内部被曝には「しきい値」が存在しないことを考えると決して安全な基準値ではないことがわかります。また、検査は放射性セシウムについて行われているだけで、他の核種については全く検査されていませんので、何ら安全性が保証されているわけではない(むしろ危険である)ことを認識すべきです。

こんな恐ろしい毒物を子供たちに与えるなんて正気の沙汰ではありません。200%論外で殺人的行為です。

「想いやり生乳」のような一部の真っ当な例外を除いて、大手乳業メーカーの商品や給食の牛乳などは、健康を失いたくなければ絶対に飲んではいけません。それは病気を飲んでいるのと同じです。


◎牛乳に含まれるカルシウムよりも野菜に含まれるカルシウムの方がずっと吸収率が高いのです。

《カルシウム吸収率》
キャベツ 64.9%
芽キャベツ 63.8%
ケール 58.8%
からし菜 57.8%
ブロッコリー52.6%
かぶの葉 51.6%
牛乳 32.0%
(米国臨床栄養学ジャーナル誌)

カルシウムは汚染の少ない健康な野菜と芋・豆・穀物から充分に摂取できます。


リン酸カルシウム(Cp)はこれから半永久的に続く放射能汚染時代において、健康管理をサポートする重要な生命組織塩の一つです。

バイタルティッシュソルトのリン酸カルシウム(Cp)は6x(百万倍)または12x(一兆倍)で用いられます。