Lithium-murの効用(最新情報4)

Lithium-mur(塩化リチウム)はバイタルティッシュソルトの補足成分のひとつです。

人体に含まれるリチウムは血液中に4ppb、骨に1.3ppm、体組織に約24ppb、人体中の全量は7mgになります。

リチウムは自然界に微量ながら広く分布し、植物に容易に吸収されますので、毎日の食事から少しずつ摂取しています。

リチウムはうつ病、そう病、統合失調症、各種精神疾患に対する効果が確認されており、抗うつ剤や精神安定剤などの向精神薬に配合されています。

リチウムは通常の血漿中濃度が3.5~8mg/Lで、10mg/Lを超えると弱い中毒症状が現れ、15mg/Lにまで上昇すると副作用として意識障害や発音不明確症状が出てきます。24mg/L以上では生命に危険が及ぶと言われています。

つまり必要摂取量と中毒量の差が少ないので薬物やサプリメントとしての摂取はリスクが伴います。

リチウムは体内蓄積しやすいので、国民一人当たりの向精神薬使用量世界一の日本では薬毒の解毒・浄化のために、バイタルティッシュソルトとしてのLithium-murを用いることが望まれます。

欠乏症の身体症状としては粘膜の乾燥、頭痛、眼瞼下垂、唾液分泌過多、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、放射性ヨウ素131の摂取率の増加、吐き気、嘔吐、下痢、心臓疾患、不妊症、母乳分泌低下、流産、腎機能不全、口唇ヘルペス、皮膚発疹...etc
などが知られています。

Lithium-mur欠乏による甲状腺疾患のリスクと、原発震災以降のうつ病とそれに伴う自殺率の増加は、福島第一原発事故による大量の放射性核種の環境中への放出が、このミネラルの必要性をかつてないほど増加させたことを物語っています。


下山田吉成

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