Ferr-phosの効用(最新情報3)

Ferr-phos(リン酸鉄)はバイタルティッシュソルトの中でも最も頻繁に使用されるものの1つです。

構成成分の鉄(Fe)は赤血球のヘモグロビンに特異的に多く含まれ(体内の鉄の65%)、酸素と結合して全身に運搬する働きがあります。そのため欠乏すると鉄欠乏性貧血になります。

生体内での鉄のほとんどはタンパク質と結合して肝臓・脾臓・骨髄・筋肉・膵臓・赤血球のヘモグロビン中に含まれています。

乳児期および思春期には必要量が最大になります。

チェルノブイリ原発事故後において明らかに鉄欠乏性貧血の発生が急増したのは、鉄分を含んだ食物の不足に起因していました。

鉄はプルトニウム238とプルトニウム239の体内吸収を阻害しますので欠乏させないことが大切です。

ただし、鉄分の過剰摂取は体内に蓄積されて中毒症状を引き起こすだけでなく、免疫を阻害してガンの発生を促しやすいため、鉄剤を飲むことはおすすめしません。

バイオケミカル療法の創始者であるシュスラー博士は、リン酸鉄(Ferr-phos)が血管壁を強化して正常な血流を保つ働きがあると考えました。

311以降たくさんの子供たちに見られる鼻血は明らかにFerr-phosの欠乏状態を物語っています。

Ferr-phos12xの継続的服用が正常な血球の産生を促し、生体の基本的な営みを支えるでしょう。


下山田吉成


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