ストロンチウム90

福島県下の土壌中の放射性ストロンチウムの測定結果 - の地図可視化 w.
詳細解説 → http://t.co/wnd1sCH [公式RT元]


ストロンチウム90は体内でカルシウムに似た振る舞いをするため骨に蓄積されβ線を放射し続けます。
物理的半減期は28.8年ですが、体内(骨)に取り込まれた場合の生物学的半減期は50年ととても長いのが特徴です。

そのためこれまで日本人のカルシウム供給源として有力であった小魚やシラスなどの骨格部分は311以降はかなり汚染されていると考えられます。

キャベツの結球部分ではない外側の葉に約90%のストロンチウム90が存在するというデータもあります。

また、人体の骨の無機質層に蓄積されたストロンチウム90は長期間にわたってβ線を出し続けるため、骨や骨髄の細胞のDNAを破壊し、白血病を発生させることが懸念されています。

ストロンチウム90はホールボディカウンターでは検出されません

また、セシウムと違って水に溶けて地下に深く浸透するため地下水の汚染が危惧されます。


下山田吉成

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ストロンチウム90

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://himorogian.jp/mtos/mt-tb.cgi/99

コメントする