歌は世につれ世は歌につれ(反原発ソング グラフィティ②)

福島第一原発の事故を批判した斉藤和義さんの反原発ソング「ずっとウソだった」が脚光を浴びていますが、無名の替え歌詩人たちも負けじと往年の名曲に見事な歌詞をつけて健闘しています。


◎WANDSが1994年に発表した「世界が終わるまでは」の替え歌

「日本が終わるまでは」


(歌が聴けます。)

大被害に僕らもうひどい目

打ちのめされて悪夢のようだ

災害のすべてを受けつくしたのが天罰ならば

いっそ共に眠ろうか

日本が終わるまでは、壊れることはない

そう信じていた
幾十の原発とバブルの時だけが、なぜ輝いては

ゆがみきった炉心までも壊す

はかなき時代

このTragedy Times


そして人は繁栄を求めてかけがえのない何かを失う

我欲だらけの都市は夜中の自販機も看板も灯せない

日本が終わる前に、聞かせておくれよ

満開の花が似合いのカタストロフィ

誰もが呪いながら東電を信じない

なのにずっと安全を夢見てる

はかない人々

このTragedy Times

日本が終わるまでは、壊れることはない

そう信じていた幾十の原発とバブルの時だけが

なぜ輝いてはゆがみきった炉心までも壊す

はかなき時代

このTragedy Times

このTragedy Times




うーん、バブル崩壊時代を象徴するビーイング系の名曲が原発カタストロフィの愚かしさと見事にマッチしているのはなぜだろう?


次の作品はRCサクセション(忌野清志郎さん)の「雨上がりの夜空に」の替え歌で
「放射能の夜空に」
http://blog.livedoor.jp/mnews_2ch/archives/51250988.html

大津波にやられて原発いかれちまった

都民の電力とうとうつぶれちまった

どうしたんだHey Hey  東電

オール電化しちゃったんだぜ

いつものように送電続けてくれよ

(以降はアクセスして読んでみて下さい。かなり笑えます。)
...........................
こんな時に炉心が溶けちゃうなんて

こんな時にプール水漏れなんて

......................................................
♪こんな時に社長がいないなんて

♪こんな時に会長もいないなんて


♪こんな海に汚水を流すなんて

♪こんな空にベントできちゃうなんて



下山田吉成

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