「放射能で首都圏消滅」の著者、古長谷稔さんが三島市議会議員選挙でトップ当選

「放射能で首都圏消滅」(三五館)の著者である古長谷稔(こながやみのる)さん(39才)が先だって行われた三島市議会議員選挙でトップ当選しました。
古長谷さんは1971年静岡県函南町に生まれ、国立沼津工業高等専門学校電子制御工学科を経て、北海道大学工学部土木工学科で河川防災を専攻。その後衆議院議員・細野豪志氏(民主党)の公設秘書として働いていた時に浜岡原発の危機的状況を知り、一般によく知られていない浜岡の真実を広く伝えるために秘書を退職し2004年4月「原発震災を防ぐ全国署名連絡会」の立ち上げに参画し事務局長として奔走しました。
(この署名運動は80万人以上の署名を集めています。)

2006年1月からは「食品と暮らしの安全基金」に在籍。
2007年には静岡県議会議員選挙に無所属で立候補するも落選しましたが、今回は捲土重来を果たし見事にトップ当選を勝ち取りました。

古長谷みのるオフィシャルサイト


古長谷さんには浜岡原発を廃炉にする運動の政治的リーダーとして活躍していただけるものと大いに期待しています。

「放射能で首都圏消滅」は原発震災はなぜ起きるのか、東海大地震により浜岡原発が大事故を起こした場合にどのような被害が出るのか、私たちはそれに対して何を準備しどう対処すれば良いのか、などをカラーのイラストを使ってわかりやすく説明した「原発震災対策ガイドブック」です。

これまでは環境問題や反原発運動に関心のある一部の人たちの間では知る人ぞ知る本でしたが、フクシマの原発震災後はベストセラーになっているそうです。

日本に原発がある限り起こる可能性が常に存在する原発震災対策本として「放射能で首都圏消滅」をぜひお読みになって下さい。



下山田吉成

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