放射能: 2012年11月アーカイブ


【内部被曝の自然療法的検査法3】短足テスト・短腕テストを応用したアイソパシーによる放射能デトックス



●アイソパシーとは

アイソパシー(Isopathy/同種療法)は、症状を引き起こす原因物質をポテンタイズ(希釈・振盪)したレメディを使って病気を治療する方法です。
http://www.himorogian.jp/iyashi/isopathy.htm


●ホメオパシーとアイソパシー

ホメオパシー【類似のものが類似のものを癒す】から派生したアイソパシーは、【同種のものが同種のものを癒す】という原理に基づいて、主にアレルギーや公害病や流行病などの治療に用いられ効果を上げてきました。

アイソパシーはアレルゲンや公害物質や病原体などの病的症状を引き起こす原因物質を、ホメオパシー的に活性化したレメディによってアレルギー性疾患や公害病や流行病を治療することができます。

ホメオパシーが個人の生命全体を支配しているパターンを根本的に解消することを目的にしているのに対し、アイソパシーの治療目標は特定の原因物質が不特定多数の生命体に引き起こす病的症状のみを取り除くことにあるという点で対照的です。

その意味においてアイソパシーは環境中に撒き散らされた放射性物質による内部被曝という、日本人のほぼ全員が被った「公害病」の治療にふさわしい方法の1つであると言えるでしょう。


●アイソパシーの選択法

アイソパシーは、健康障害を引き起こす原因物質から作られたレメディを使って治療を行うため、病気の原因物質を突き止めることが最も重要なポイントであると言っても過言ではありません。

治療対象がアレルギー性疾患や流行病などの場合は、現代医学的な検査による診断を重視しますが、放射性物質による内部被曝については現代医学がほとんど当てにならないことは既に述べた通りです。

政治的及び経済的な権益のために、公正な研究や臨床活動が妨げられている医学分野が発表する調査や検査の結果を信じる方がどうかしているのです。

現在日本人の体内には数十種類の放射性核種が蓄積していると考えられますが、アイソパシー治療を行うためには健康に悪影響を及ぼしている核種の序列化が必須です。

また今現在、病的症状を引き起こしている放射性核種は人によって異なるため、個人差を検証する必要があります。


●短足テストと短腕テストによる放射性核種の同定

個人に内部被曝を引き起こしている放射性核種を、短足テストと短腕テストによって検査します。

短足テストは仰向けに脚を伸ばして寝た状態で、左右の踵もしくは足先の位置を比較して下肢の長短差を検査します

短腕テストは仰向けに寝て両腕をバンザイした状態で、左右の手首または指先の位置を比較して上肢の長短差を検査します

最初に上肢長と下肢長の左右差を調べてから、リストアップされた放射性核種のレメディを1種類ずつ身体上の有意の部位(脳・臓器・腺・チャクラetc)に接触させて短足テストと短腕テストを行い、下肢長差や上肢長差が解消するか否かを観察します。

体内蓄積している核種のうち、健康に悪影響を及ぼしている放射性物質から作られたレメディを接触させると、下肢長差や上肢長差が消失します。そのような反応を示す核種の種類数は人によって異なりますが、概ね1~5種類の範囲です。

この検査は根本治療のためのものではありませんが、通常私が行っている根本体質診断の際に行うセッティングのうち、結界・放射線シールド・アースなどを採用しています。

放射性核種のレメディは1種類につき複数のポテンシー(希釈度合い)を用いて検査することによって、「どのポテンシーが最も効果的か?」、言葉を変えると「どのレベルで放射性核種の悪影響を受けているのか?」を精査することができます。


●内部被曝の重篤化と放射線マヤズムの形成

アイソパシーでは通常低めのポテンシーが用いられますが、現在日本で進行中の放射能汚染に関する私の臨床例においては、高めのポテンシーが選択される場合が多くなってきています。

その理由として、日本人における放射性核種による内部被曝がより深刻さを増しているということと、「放射線マヤズム」の形成が進行していることの2つが示唆されています。

ある物質が生命に与える悪影響が強いほど、あるいは悪影響が深いレベルに及ぶほど、治療に必要なポテンシーは相対的に高くなります。

放射線マヤズムとは、社会・血族・個人に遺伝的に継承される放射線の悪影響による特定の先天的な罹病性及び病的状態を意味します。これについてはいずれ稿を改めて概説したいと思います。


●プルトニウム239とアメリシウム241の反応を検出

フクシマの原発事故から今日までの臨床例では、塩化プルトニウム239【Plutnium(239)Mur】や硝酸アメリシウム241【Americium(241)Nit】などの強毒性の核種に反応を示した方の割合が想像していたよりも高いため、計測や調査が行われていないノーマークの核種による内部被曝が進んでいるのではないかと考えられます。

福島原発3号炉で使用されているMOX燃料のプルトニウムの7割は、β崩壊によってアメリシウム241やキュリウム242/244などに組成変化すると言われています。

これらはキノコ雲を上げて爆発した福島原発3号機http://blog-imgs-44-origin.fc2.com/b/l/u/bluestaryouzi/image72.jpg http://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc&sns=emで行われていた、最凶のMOX燃料を用いるプルサーマル発電の産物で、プルトニウム239の半減期が24100年、アメリシウム241の半減期が458年と、どちらも長期にわたります。またアメリシウムの毒性はプルトニウムよりも1.3倍強いとされています。


●放射能デトックス・プログラム実践のポイント

アイソパシーによる治療プログラムにおいては、個人に及ぼす影響力が強い放射性核種から優先的にデトックスを行い、内部被曝している全ての核種を順次解毒してゆきます。

アイソパシーと他の自然療法的デトックス法(クレイ・ペクチン・発酵食品・バイオケミカル療法・腸洗浄・断食療法etc)などとの併用は相乗効果が期待できます。

ただし十分なデトックス効果を得るためには、日常生活において新たな内部被曝を極力避ける必要性があります。放射性物質をデトックスする一方で、呼吸や飲食によってどんどん体内蓄積していたのでは内部被曝は減少しません。

以前から存在している他の有害物質や環境毒への対策も必要です。放射性物質が入っていなければジャンクフードを食べても構わないという考え方に寓話的な愚かしさを感じるのは私だけでしょうか。

食べ物ばかりではありません。震災瓦礫の焼却に伴って、放射性物質ばかりでなく高濃度のアスベスト(中皮腫や肺ガンを引き起こす危険な物質)が観測されています。

東京都民の水瓶である利根川水系や荒川水系のダムには大量の放射性物質が降下及び流入しており、浄水場では放射性ヨードと放射性セシウム以外の核種をチェックしていませんので、それ以外の核種は基準値とは関係なく水道水に混入している可能性があります。現在でも基準値以下の放射性ヨードや放射性セシウムが水道水に混入しています。

もはや日本は環境毒に無防備では生き残れない場所であることを深く認識しなければなりません。

また、東京電力による人類史上最悪の放射能汚染は未だに現在進行形であり、放出されている放射性核種の半減期などから判断して、少なくとも今後数百年間は放射能汚染による内部被曝のリスクが続くと見られています。

したがって定期的かつ継続的な、短足・短腕テストによる内部被曝チェックとアイソパシー治療によるデトックスが望まれます。


●放射能デトックス支援キャンペーン

受診を希望される方は下記キャンペーンをご利用下さい。

放射能デトックス支援キャンペーン
http://himorogian.jp/tayori/2012/11/post-182.html


(了)
●日本の放射能汚染はチェルノブイリ超え

東京電力株式会社が起こした人類史上最悪の原発事故によって、大量の放射性物質が今この瞬間も大気中と海洋に放出され続けており、積算量は既にチェルノブイリ原発事故のそれをゆうに超えています


●一億総被曝

このことは日本の全ての国土と近海が放射性物質によって高濃度に汚染され、大気・水・農産物・畜産物・海産物のほとんどが放射性物質を含んでいるために、日本に暮らす全ての人間は何らかの内部被曝を被っているという厳然とした事実を示唆しています。


●低レベルの道徳心がもたらす高レベルの内部被曝

加えて各地で行われている狂気とも呼べる汚染瓦礫焼却や、事故当初の500ベクレル/Kgから下げたとはいえキログラム当たり100ベクレルまでOKという常軌を逸した食品の放射能汚染基準値と、産地偽装・汚染米の希釈ブレンド・計測値の過少申告などの不正行為によってほとんどの日本国民は想像を絶する内部被曝にさらされていることは間違いありません。


●検査値や計測値は氷山の一角

水質検査や食品検査、ホールボディカウンターによる計測、尿検査や血液検査などでわかるのは、それらが精密な検査機器によって(そんなことは滅多にありませんが)正確に行われたと仮定しても、せいぜい放射性ヨードと放射性セシウムの暫定値に過ぎないということを念頭に置かなければなりません。つまり「公表されている放射能の計測値」は、私たちの身体や食品や環境を汚染している数多ある放射性核種のうちのたった数種類の核種の、実際より低く見積もられた数値に過ぎないのです。

また未計測核種の汚染レベルについては、計測された核種の数値から推測しているに過ぎず、実際は何もわかっていないというのが現状です。

原子炉内部には半減期が非常に短いものも含む数百種類の放射性核種が存在していましたが、メルトダウン&メルトスルーによってそのほとんどが外界に放出され、主に呼吸と飲食によって日々私たちの体内に取り込まれています。

加害企業・東京電力は31核種が環境中に拡散したことをこっそりと報告していますので、実際はそれよりはるかに多くの核種が原子炉から放出されたと見てよいでしょう。

したがって私たち日本国の全ての住民は、程度の差はあっても多かれ少なかれ通常は計測していない(ことになっている)プルトニウム239やストロンチウム90などの極めて毒性の強い危険な核種によって今この瞬間も内部被曝を受け続けていることは確実です。

しかもセシウムとヨード以外のどんな核種にどれくらい肉体が汚染されているかを調べる術が一般的には存在しません。


●製薬村と白い巨塔は核マフィアは同じ穴のムジナ

西洋医学や医者が原発事故以前にも増して全く役に立たないばかりか、明らかに内部被曝が引き起こした病を「放射能とは無関係」として検査もせずに断定し、相変わらずお決まりの薬物(毒物)療法フルコースによって迷える患者たちの生命と健康を破壊し続ける死刑執行人の職務遂行に余念がない最悪の状況が続いています。


●自然療法的診断法による内部被曝の検査

Oリングテストで内部被曝を検査する試みが一部の治療家たちによって行われているという話を耳にしましたが、確度や再現性の水準がクリアされていれば被曝の恐怖に怯える人々の救いになると言ってよいでしょう。

いわゆる代替療法や自然療法と呼ばれる非西洋医学の世界には、独自に発達した診断技術が存在します。バイデジタルOリングテストを始め、キネシオロジー、脈診、虹彩診断、顔診断、舌診、腹診、ダウジングなどがよく知られています。

個々の診断法の詳しい内容についてはここでは触れませんが、いずれも人間の五感や第六感と経験的知識を駆使したアナログな診断技術であるという点で一致しています。

人間が先天的に備えもつ本能的直感力をベースに、継続的な努力と経験によって育まれた知性と練磨された感覚が、何億円もする最先端の検査機器をも凌ぐ「治癒に結びつく価値ある診断」をもたらすのです。

フクシマの原発事故による放射性核種の内部被曝に対して私が行っている自然療法の中から、放射性核種の同定と治療法に関する個人的な見解を次回から2回に分けて解説いたします。