花粉症対策4 
バイオケミカル療法&微量ミネラルレメディ

花粉症とバイオケミカル療法

バイオケミカル療法とは人体の細胞レベルでの代謝を司る12種類の必須ミネラル化合物をホメオパシー的に活性化したバイタルティッシュソルト(生命組織塩)を用いて生命の営みを正常化する治療法です。

アレルギーと体内汚染

動物性食品や砂糖・食品添加物・環境ホルモン・不自然な食生活・西洋医学的な薬物などによって、酸性に傾いた体液PHを中和するためにカルシウムを始めとするアルカリ性ミネラルが体内で消費され、細胞内に毒素や老廃物を溜め込んだ状態が花粉症などのアレルギー性疾患の温床になります。

また、身体が負担できる限界を超えたアレルゲンや毒素を抱え込んだ結果、解毒臓器(肝臓や腎臓)は疲弊し発疹や花粉症などのアレルギー反応が現れますが、それは身体が負荷物質を解毒分解するために必要な必須ミネラル成分(バイタルティッシュソルトや微量ミネラル)を喪失したことを現しています。

肝臓とバイオケミカル療法

肝臓が毒素や脂肪組織で詰まるとアレルギー反応を中和するために抗ヒスタミン物質を生成できなくなりますが、肝臓を浄化することによってアレルギーや花粉症を根本的に改善することが可能になります。

花粉症とティッシュソルト

◎Nat-m(塩化ナトリウム)が不足すると最後に鼻・目・胃・腸の粘膜から透明で多量の水様性の分泌物として溶出されます。

◎Kali-m(塩化カリウム)が不足すると最後に気管支からフィブリンを含んだ白色の分泌物として流出し、白い鼻水やアレルギー性の気管支炎や喘息・アレルギー性の湿疹を生み出します。

◎Nat-p(リン酸ナトリウム)が不足すると腎臓が働きが衰え、体液phが過酸化状態になるため、砂糖を欲しがり、脂肪代謝が低下します。

◎Sil(二酸化珪素)の欠乏は濃い鼻水を伴う鼻づまりや花粉症による喘息様呼吸、黄色・緑色あるいは血の混じった鼻水を引き起こします。

◎プラントミネラル(古代の植物の堆積物から抽出された77種類以上のコロイド状ミネラル)やニガリ(海洋ミネラル)は現代の農地及び農産物から失われた必須ミネラル成分の宝庫です。

長年の研究により、これらバイタルティッシュソルトや微量必須ミネラルは物質的に摂取するよりも、ホメオパシー的に活性化された状態で取り入れられることによってより高い効果が得られることがわかっています。

花粉症に有効なバイタルティッシュソルトは上記の他に

◎Ars-i(ヨウ化砒素)絶えずくしゃみが出そうな花粉症。当初は水様性、やがては蜂蜜色の粘り気のある鼻汁が出ます。喘息様呼吸を伴うことがあります。

◎Kali-bi(重クロム酸カリウム)寒さや暑さ、湿気、朝、ビールで悪化するカタル。濃厚な糸を引く黄色の鼻水。

◎Kali-i(ヨウ化カリウム)熱、締め切った屋内、夜に悪化し、動作や涼しい外気で好転する。非常に苦い水様性の鼻水、慢性の濃い黄色または緑色の分泌物。

などがあります。

他にも花粉症のさまざまな状態に合う、ホメオパシーレメディ・日本スギや日本ヒノキの花粉から作られた個別のアイソパシーレメディ・ティッシュソルト・微量ミネラルがあります。

花粉症のレメディに関する詳しい解説やトータルなナチュラルケアについては、ひもろぎ庵発行の花粉症マニュアル(通信教育有り)をご覧下さい。

セルフケアに限界がある場合は健康相談ミニセッションにお申し込み下さい。

下山田吉成

※ひもろぎ庵だより(2010年2月10日)の記事を加筆訂正したものです。(2011年2月2日)