予防接種について

私が子供に予防接種を受けさせない理由(わけ)

私と妻には2人の子供がありますが、あらゆる種類の予防接種を受けさせたことは一度もありませんし、今後もないと思います。その理由は、私たち夫婦の理解するところでは予防接種が子供たちの健康と幸せに全く寄与しないばかりかむしろマイナスにしかならないからですが、予防接種を拒否してきたというよりは全く必要としてこなかったというのが実情です。

私と妻はそれぞれ若い時分に病を通して養生に目覚め、出会う前から各々健康法を実践していましたが、出会ってからは2人の知恵と経験をあわせてより健康的な生活を心がけてきました。
我が家は自然療法を生業にしていますが、だからといって何か特別なことをしている訳ではなく、自分たちの健康にプラスになることを取り入れ(足し算)、マイナスになることを除外(引き算)して、いのちをよろこばせようとしているだけです。
日頃からできるだけオーガニックな衣食住を選択し、不調になったら反省して生活態度を改める、ただそれだけのことを繰り返して来たのです。
病気にならないことが目的なのではなく、元気で楽しい毎日を送ることを目標にしてきました。子供たちが生まれる前から今日に至るまで引き算としては砂糖や牛乳、化学的な食品添加物、農薬、化学肥料、化学的な衛生用品、化学繊維、人工的な電磁波、人工的な放射能、化学的な香料や塗料、製薬会社が作る薬物、テレビ、汚染された空気や水、ネガティブな想念、etcをできるだけ遠ざけ、足し算としては自然農もしくは有機農法で作られた農産物、地元の海で捕れた魚、自家製の発酵食品(味噌,酵母飲料,ドブロク,天然酵母パンetc)、山野草などを積極的に食べるようにつとめ、断食、飲尿、クレイの飲用、砂浴、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ティッシュソルト、鍼、カイロプラクティック、家族の和合、etcなどによって健康の維持増進を図ってきました。これらのことを完全に行うことができなくても、できる範囲で継続的に取り組むことで医者や薬のいらない生活に近づいてゆくことができます。

予防接種が必要とされる子供の病気は健康であれば何も恐れることはありません。伝染病は炎症を起こして新しい終生免疫と病による浄化を置き土産に去ってゆくだけです。
逆に不健康な子供が単に予防接種をしないというだけの選択をするのは場合によっては非常に危険であることを知る必要があります。予防接種をしないのは良いのですが、健康であれば軽く乗り越えられる病気も不健康であれば重症化して場合によっては命に関わることもないとは言えないからです。予防接種を忌避するだけでなく伝染病や感染症を自力で乗り越えることができる生命力と知恵、それらを育む実践が必要不可欠なのです。

予防接種の是非が議論になると必ず「死んだらどうする」という発言が登場しますが、そこからわかることは問題の核心は予防接種の是非ではなく死への恐怖と生への無知であるということです。議論をする人は混乱し迷っている人であり、死への恐怖に支配されている人は例外なく不健康な心身を持っています。
いのちあるものはいつか必ず死にますが、生きている間はただひたすら生きて生きて生きぬくだけです。生の真っ只中にいる生き物が死への恐怖に支配されて毒にしかならないワクチンを自分や子供たちに注入してさらに不健康になり、恐れている死に近づいていく様はまるで寓話そのものです。このままでは人類はどんどん弱体化して衰退の一途をたどり、やがて予防接種や薬なしでは生きられない病弱な生物になり、そう遠くない未来に滅亡することでしょう。そうならないために必要なのは、予防接種の是非というような低次元の議論をすることではなく、死への恐怖に支配されている事実を直視し、生命が元気になるためには何をしたら良いかを真剣に考えてそれを実行することではないでしょうか。

厚生労働省が親向けに配っている「予防接種と子供の健康」というパンフレットがありますが、予防接種を受けさせたい立場からだけ書かれており、病気や死への恐怖をあおり、予防接種の効果を過大評価する一方で副作用を過小評価したり隠蔽しようとしたりかなり悪質で巧妙な罠が随所に仕掛けられています。
「予防接種へ行く前に(改訂版)」ワクチントーク全国・「予防接種と子供の健康」攻略本編集委員会編(編集代表 毛利子来・母里啓子)1260円 は予防接種を受ける側の立場に立って厚生労働省や予防接種の推進勢力にだまされないように科学的根拠をあげて真実を明らかにしようとした「予防接種と子供の健康」の攻略本です。予防接種の問題に興味のある方は是非ご一読下さい。

下山田吉成